ぐっさん:テレ東“金8ドラマ”で地上波連ドラ単独初主演 「保育探偵25時」

テレビ東京提供
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 お笑いタレントのぐっさんこと山口智充さんが、テレビ東京の2015年1月期に放送される連続ドラマ「保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~」で地上波連ドラ単独初主演を果たすことが19日、明らかになった。「保育園の園長先生」と「元刑事の探偵」という二つの顔を持つ人情味あふれる主人公・花咲慎一郎を演じる山口さんは、「今まで出演させていただいた作品の中でも、花咲慎一郎というキャラクターには愛着を感じています!エンターテインメントとして、子供からおじいちゃん、おばあちゃんまでが一緒になって楽しんでいただけるものになればいいなと思っています!」と意気込みを語っている。

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 ドラマは、柴田よしきさんの「花咲慎一郎シリーズ」(講談社文庫)が原作。同局の「金曜8時のドラマ」枠で放送される。「シングルマザーの貧困問題」「母親による育児放棄」といった現代社会が抱えるさまざまな親と子を取り巻く問題に、花咲が向き合い奮闘する様子を描く。山口さん演じる花咲は、東京都内の認可外保育園「ニコニコ園」園長と、探偵という裏の顔を持つ、あるトラウマを抱えている元刑事。子供たちのことを考える心優しき園長先生として、父兄からの評判も上々だが、保育園の経営はいつも火の車で、その借金を穴埋めするために、私立探偵を兼業しているという役どころ。

 ドラマについて、山口さんは「大切なメッセージが込められたドラマです。真剣な部分もあれば、力を抜いて笑える部分もあります」と紹介。役作りは気負わずにできているといい、「自分そのままということはありませんが、役に入りやすいのは確かです。もしかしたら、主人公の花咲慎一郎という人物が僕とそう遠くないからなのかもしれませんね。僕も子供が好きですし、心の中の正義感はある方だと思います」と主人公との共通点を語った。

 原作者の柴田さんは「花咲慎一郎は、決してかっこいいスーパーヒーローではないけれど、優しさや温かさを唯一の武器に、大都会・東京の昼と夜を生きている。今回のドラマ化で、山口さんの明るい笑顔が花咲に新たな魅力を付け加えてくださることに期待している」とコメントを寄せている。同局の阿部真士プロデューサーは「老若男女から愛される“ぐっさん”が歌って踊って、笑って泣いて、怒って喜び、走りまくる。ユーモラスで痛快、そしてハートフルなドラマをお届けします。三世代そろってご覧ください!」と呼び掛けている。「保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~」は、2015年1月期の毎週金曜午後7時58分に放送。

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