武井咲:内館牧子脚本で「ハラスメント」と戦う反逆ヒロイン

7月スタートの連続ドラマ「エイジハラスメント」で主演する武井咲さん
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7月スタートの連続ドラマ「エイジハラスメント」で主演する武井咲さん

 女優の武井咲さんが7月から放送されるテレビ朝日の連続ドラマ「エイジハラスメント」に主演することが22日、明らかになった。ドラマは、「毛利元就」(NHK総合)や「週末婚」(TBS系)などの内館牧子さんが脚本を務め、“年齢差別”と戦う新人女性社員の姿を描く。主演の武井さんは「(ハラスメントに対し)悔しい思いをされている方も多くいらっしゃるはず。そんなみなさんの思いを代弁する意気込みで、気持ちよく反逆ヒロインになっていきたい」と意気込んでいる。

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 「エイジハラスメント」は、内館さんの同名小説(幻冬舎)が原作で、仕事に対して意欲、向上心、能力を持つ新人女性社員が、“女性活用”が口先だけの旧体質な総務部に配属され、制服着用義務、笑顔を見せれば男性社員にちやほやされ先輩女性社員のいじめの標的に遭うなど、理不尽なハラスメントと戦う……というストーリー。監督は「ドクターX~外科医・大門未知子」シリーズなどの田村直己さん。

 内館さんの脚本について武井さんは「小さなことだけれど女性として確かに気になったり、イラっとしたりする “嫉妬のポイント”が本当にリアルに描かれています。これが、新人OLが受けるハラスメントの実態なのだとしたら、ちょっと怖いですが」とコメント。

 内館さんは「日本には昔から、女性を年齢で差別する『エイジハラスメント』がありましたが、今は年齢のみならず多種多様なハラスメントを男性も受けるようになっています。それを是正しようと課せられたのが、時に息苦しいほどのコンプライアンス遵守。そんな社会で生きる女性新入社員の痛快劇は、視聴者の溜飲(りゅういん)を下げるはずです」と話している。ドラマは、7月から毎週木曜午後9時放送。

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