MD松尾のヒット解析:「妖怪ウォッチバスターズ」「戦国BASARA」が人気 「どうぶつの森」予約絶好調

 TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。

ウナギノボリ

 「妖怪ウォッチバスターズ 白犬隊」(3DS、レベルファイブ)がトップ。小差で「戦国BASARA4 皇」(PS3、カプコン)が続く展開となりました。「戦国BASARA4 皇」はPS4版も4位にランクインするなど好調で、PS3版は女性、PS4版は男性が主に購入している印象。女性層の比率が高く、強化版の売り上げとしては上々の手応えでした。

 ◇今週の動き

 「どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー」(3DS、任天堂)が断トツでしょう。予約も絶好調で当初の予想をはるかに上回っています。幅広い年齢層の支持を集めているシリーズですが、今回はキッズ層中心の初動と予想。ロングセラータイトルとしての期待も持てるので、そこから年齢層も上がっていきそうです。

 ◇ランキングは次の通り。(20~26日・TSUTAYA調べ・限定版含む)

1位 妖怪ウォッチバスターズ 白犬隊(3DS)

2位 戦国BASARA4 皇(PS3)

3位 妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団(3DS)

4位 戦国BASARA4 皇(PS4)

5位 バットマン:アーカム・ナイト(PS4)

6位 スプラトゥーン(WiiU)

7位 魔壊神トリリオン(Vita)

8位 リズム天国 ザ・ベスト+(3DS)

9位 大逆転裁判-成歩堂龍ノ介の冒險-(3DS)

10位 ファイアーエムブレムif 白夜王国(3DS)

 ◇プロフィル

 松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー

 「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。

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