織田裕二：4年ぶり映画主演　妻役に吉田羊

　俳優の織田裕二さんが、2016年秋に公開予定の映画「ボクの妻と結婚してください。」（三宅喜重監督）で主演することが18日、明らかになった。織田さんが映画で主演するのは12年の「踊る大捜査線　THE　FINAL　新たなる希望」以来、約4年ぶり。余命宣告を受けた敏腕放送作家を演じ、妻役を織田さんと初共演となる吉田羊さんが演じる。織田さんは「今、僕はこの作品に出合えてとてもうれしいです」と語っている。

ウナギノボリ

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　樋口卓治さんの小説が原作で、テレビ業界で働く敏腕放送作家の三村修治が余命宣告を受け、愛する家族の未来のために、残された時間を使って妻の彩子の「最高の結婚相手」を探しだす……というストーリー。お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さん主演で、NHKでドラマ化され、15年5月からBSプレミアムで放送された。

　映画は、映画「阪急電車　片道15分の奇跡」（11年）、「県庁おもてなし課」（13年）などの三宅監督が手がけ、脚本は「電車男」（05年）、「陰日向に咲く」（08年）、「ヘルタースケルター」（12年）などの金子ありささんが担当する。修治が見初めた妻の結婚相手の候補、伊東正蔵役を原田泰造さん、主人公の良き理解者の知多かおり役を高島礼子さんが演じる。

　織田さんはオファーを受けた際「まずおもしろいタイトルだなと思いました。そして脚本を読んでクスッと笑えて、すうーっと涙が流れました。人恋しくなる季節、人の優しさが心地よく染みました」とコメント。吉田さんは織田さんとの初共演を「ずっとテレビで見ていた憧れの方。その方と夫婦役でお芝居させていただけるなんてこの上ない喜び」と語り、「織田さんと築く温かい夫婦関係に、笑い泣きしていただけたら幸いです」とコメントしている。