注目アニメ紹介:「キズナイーバー」 「キルラキル」のトリガーと「あの花」の岡田麿里がタッグ

「キズナイーバー」のビジュアル(C)TRIGGER・岡田麿里/キズナイーバー製作委員会
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「キズナイーバー」のビジュアル(C)TRIGGER・岡田麿里/キズナイーバー製作委員会

 少年少女たちが「痛み」を分け合う青春群像劇の「キズナイーバー」が9日から順次、スタートする。シリーズ構成と脚本が「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や「心が叫びたがってるんだ。」などの岡田麿里さん、キャラクター原案にマンガ家の三輪士郎さん、監督に「キルラキル」「神撃のバハムート Genesis」などに関わった小林寛さんを迎えた完全新作オリジナルアニメだ。

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 舞台は、かつて未来型都市として栄えた埋め立て地に作られた街・洲籠(すごもり)市。この街に住む高校生の阿形勝平(あがた・かつひら)は、なぜか痛みを感じない不思議な身体を持っていた。夏休みも間近に迫ったある日、勝平は謎の少女・園崎法子(そのざき・のりこ)の手引きにより、痛みを共有する仲間「キズナイーバー」の1人に選ばれてしまうのだった……。
  
 「キズナイーバー」としてつながれたクラスメートたちは、本来なら仲良くなるはずがない別々のグループに属していた。勝平の幼なじみで面倒見がいい高城千鳥(たかしろ・ちどり)や、頭よりも身体が先に動く天河一(てんが・はじめ)、女子には評判がいいが計算高くて男子には冷たい由多次人(ゆた・つぐひと)……。園崎は「これは争いに満ちた世界を平和に導くための実験なのです」という。その言葉通り、数々の試練が彼らに降りかかる。互いの傷を背負うことになった、少年少女たちのひと夏の物語が描かれる。

 阿形勝平は「進撃の巨人」などの梶裕貴さん、園崎法子は「Go!プリンセスプリキュア」などの山村響さん。「キルラキル」などのTRIGGERが制作する。放送はTOKYO MX、群馬テレビほか。

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