木村拓哉:ラジオでファンの厳しい声紹介 「なぜすぐに帰国しなかった」

 年内に解散することを発表した国民的人気グループ「SMAP」の木村拓哉さんが26日、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組「木村拓哉のWhat’s UP SMAP!」(TOKYO FM、金曜午後11時)で解散についてのファンからの声を紹介。厳しい声もあえて読み上げ、「こういうみんなの気持ちをちゃんと感じつつ、自分ができることを、進むべき道を、前に進みたいと思います」と思いを語った。

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 番組では「なぜすぐに帰国しなかったのか。どうしてすぐに帰国して解散をとめなかったのか」「こんな中途半端な情けない終わり方は認めません」「ファンにちゃんとけじめのさよならをしてください。こんな悲しい終わり方は絶対嫌です。メンバーともう一回話してください」「ごめんじゃなくて、ありがとうが聞きたいです」などといった厳しいリスナーからの意見も紹介。

 リスナーの声を一つ一つ読み上げた木村さんは「いろいろ言われてるけど、気を強く持ってとか応援のメッセージもたくさんありますし、それとは真逆に厳しい意見が有るのも分かってます」とコメント。「こういうみんなの気持ちをちゃんと、背負うという言い方は上から目線になっちゃうんですけど、ちゃんとみんなの気持ちに、それを感じつつ、自分ができることを、進むべき道を、前に進みたいと思います」などと思いを語り、「この曲に集約されるかな」として、SMAPの「ありがとう」を流した。

 SMAPは、今年1月に解散危機が報じられ、一部生放送となったレギュラー番組「SMAP×SMAP」(スマスマ、フジテレビ系)でメンバーが騒動について謝罪。一時、解散は回避する方向かと見られていたが、所属事務所とメンバーの協議は続けられ、14日に所属事務所を通じて年内に解散することを発表。

 木村さんは19日の「木村拓哉のWhat’s UP SMAP!」では、冒頭で「今回はSMAPの件でつらい思いをさせてしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。僕と同じように今まで生活の一部、人生の一部としてSMAPと関わってくれたファンのみんなに、今、本当に言葉が見つかりません。すべてのSMAPファンのみんなに申し訳ないという気持ちしかありません。本当にごめん」と呼びかけていた。

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