北野武監督:報知映画賞で「訳の分かんない賞もらって…」 表彰式で毒舌連発

「第42回報知映画賞」の表彰式に出席した北野武監督(右から3人目)
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「第42回報知映画賞」の表彰式に出席した北野武監督(右から3人目)

 映画「アウトレイジ」3部作でメガホンをとった北野武監督が「第42回報知映画賞」の特別賞を受賞し、20日に東京都内で行われた表彰式に出席。「特別賞という訳の分かんない賞をもらって。特別賞というのはしょうがねえからやろうという気もしないでもない」と毒づき、「3部作ってやっと1個もらったという悲しさをひしひしと感じております」「(映画の)興行成績も一番良かったのになぜ特別賞なのか」と毒舌を連発して笑わせた。

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 「アウトレイジ 最終章」に出演したピエール瀧さんもゲストとして登場。「席に行ったら『ピエール瀧』という札がありまして、『北野武』『坂本龍一』という札があって、(19)80年代の青春を過ごした僕にとって、夢のようなスリーショットでした。坂本さんからはビールお酌してもらって」と喜び、「(映画の内容から)物騒そうな現場に思われますが、実際の現場は紳士的に機能的に進んでいく現場でして、『ああ、こういう映画の撮り方もあるんだな』と勉強させられました。監督おめでとうございます。」と祝福して、北野監督を照れ笑いさせていた。

 「報知映画賞」は、1976年に制定された報知新聞社主催の映画賞。この日は、北野監督のほか、主演男優賞を受賞した菅田将暉さん、主演女優賞を受賞した蒼井優さん、助演男優賞を受賞した役所広司さん、新人賞を受賞した浜辺美波さん、北村匠海さんらも出席した。

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