妻夫木聡：WOWOW初主演ドラマ撮了に感慨　「ただただ信じて闘いました」

　俳優の妻夫木聡さんが主演を務めるWOWOWの「連続ドラマW　イノセント・デイズ」がこのほど、クランクアップを迎えた。原作を読んで映像化を熱望したといい、企画にも参加した妻夫木さんは「今はほっとしたという気持ちが一番近いでしょうか。慎一として生きたこの2カ月の間、家族のように見守ってくださった監督はじめスタッフの方々に感謝します。なかなかこんなに、みんながみんな作品を愛してくれる現場はありません。素晴らしい現場でした」とコメントした。

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　原作は作家・早見和真さんの同名小説（新潮文庫）で、第68回日本推理作家協会賞・長編及び連作短編集部門受賞作。死刑判決を受けた幼なじみの田中幸乃（竹内結子さん）が真犯人ではないと直感した佐々木慎一（妻夫木さん）は、幸乃を助けるため、さまざまな人々に会いに行くが、先々で幸乃の壮絶な過去を知る。一方で死刑の時を淡々と待つ幸乃だったが、刑務官の瞳（芳根京子さん）はその姿になぜかひかれ始め……というストーリー。

　新井浩文さん、ともさかりえさん、長谷川京子さん、池内博之さん、山中崇さん、芦名星さん、佐津川愛美さん、清原果耶さん、田口浩正さん、原日出子さん、石橋蓮司さん、余貴美子さんも出演する。

　妻夫木さんは、ドラマについて「生意気にも、僕に預けてくださいと原作の早見さんに電話をした日から、クランクアップを迎える日がくるなんて夢にも思わなかった。感慨深い気持ちです。僕たちはただただ信じて闘いました。一人一人のいちるの望みが見てくださった方の心の中で生き続けていくことになるだろうと確信しています。楽しみにしていてください」と、メッセージを寄せている。

　ドラマはWOWOWプライムで3月18日から毎週日曜午後10時に放送。全6話で第1話は無料放送。