殿、利息でござる!:阿部サダヲ主演の痛快時代劇 永山瑛太、妻夫木聡ら共演 あす「午後のロードショー」で

11月3日午後0時55分からテレビ東京で放送される映画「殿、利息でござる!」 (C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
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11月3日午後0時55分からテレビ東京で放送される映画「殿、利息でござる!」 (C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会

 俳優の阿部サダヲさんが時代劇で初主演した2016年の映画「殿、利息でござる!」(中村義洋監督)が、11月3日午後0時55分からテレビ東京の「午後のロードショー」枠で放送される。

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 本作は、磯田道史さんの著書「無私の日本人」に収録されている一編「穀田屋十三郎」が原作の痛快時代劇。江戸時代中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、穀田屋十三郎(阿部さん)ら庶民9人が藩に千両を貸し、毎年の利子を全住民に配分する「宿場救済計画」を立てて奮闘する姿を描く。永山瑛太さん、妻夫木聡さん、寺脇康文さん、竹内結子さん、重岡大毅さん、西村まさ彦さんらが出演。

 財政が厳しい仙台藩は百姓や町人たちに重税を課したため、破産と夜逃げが相次ぎ、小さな宿場町・吉岡宿はすっかりさびれてしまっていた。街の将来を案じる造り酒屋の主・十三郎は、町一番の知恵者・菅原屋篤平治(永山さん)から、藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げるという秘策を聞かされる。明るみになれば打ち首必至だが、十三郎と弟の浅野屋甚内(妻夫木さん)をはじめ宿場町の仲間たちは、私財を投げ打ち計画を進め……というストーリー。

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