江口洋介:15年ぶり“月9”出演 長澤まさみ主演作で“日本のゴッドファーザー”役

長澤まさみさん主演ドラマ「コンフィデンスマンJP」に出演する江口洋介さん(右)(C)フジテレビ
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長澤まさみさん主演ドラマ「コンフィデンスマンJP」に出演する江口洋介さん(右)(C)フジテレビ

 俳優の江口洋介さんが、長澤まさみさん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「コンフィデンスマンJP」(4月9日スタート)の第1話にゲスト出演することが12日、分かった。江口さんは、2003年4月期の「東京ラブ・シネマ」以来、約15年ぶりの“月9”出演で、「15年ぶりの“月9”ということですが、“月9”に限らず、僕はフジテレビのドラマで世の中の評価を受けて育ってきたみたいなところがありますので、他局でもドラマはやらせてもらっていますが、フジテレビでやるときは、成功してもらいたいという思いが特に強いですね。フジテレビが盛り上がるいいきっかけになるような予感がするドラマなので、そこに携われたことが非常にうれしいです」とコメントしている。

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 ドラマは、信用詐欺師のダー子(長澤さん)、ボクちゃん(東出昌大さん)、リチャード(小日向文世さん)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる……という物語。江口さんは初回ゲストとして、私利私欲にまみれた悪徳公益財団「あかぼし」の会長・赤星栄介を演じる。赤星は慈善団体の高潔な紳士を装いながら、裏ではヤクザの黒幕として暗躍し、“日本のゴッドファーザー”とまで呼ばれる男。

 ドラマについて、江口さんは「最初に脚本を読んだ時点で映画のようなスケール感があって、面白いストーリー展開だなと思いました。マンガ原作の作品が多い中、オリジナルでこれだけ“ハネた”タッチのドラマというのは秀逸で、練りに練られた脚本だと思いましたね」と振り返り、「“日本のゴッドファーザー”ということで役を作っていくうちに、このドラマの大きなテーマでもある、危険な香りのする“金と欲望の男”が出来上がりました。一度見始めたら止まらないジェットコースターのようなドラマで、“金と欲望”というテーマにしても、何歩も先を進んでいて、見てくれた人がどういうふうに反応してくれるかが楽しみです」と語っている。

 また、第2話以降のゲストとして、内村光良さん、吉瀬美智子さんが出演することも発表された。内村さんは、自治体に町おこしプロジェクトを持ちかけ、安く土地を購入しながら、業者と結託してはすぐに転売し、私腹を肥やす悪徳コンサルタント、吉瀬さんは収賄、談合、地上げ……あらゆる手を使ってこの国の観光業界を牛耳ろうとするリゾート会社の女性社長を演じる。

 内村さんは「コメディーではあるけれど、最後に心が温まるドラマになっているのではないでしょうか。久々の悪役なんで、ちょっといつもの私と違う面を楽しんでいただければ」、吉瀬さんは「こういったいわゆる“ドSキャラ”タイプの役は初めてで、振り切れる演技ができるので、演じていても楽しかったです。今回は大胆に自分をさらけ出すというか、怒り狂ったりもしますし、ちゅうちょせずに楽しく演じさせていただきました。衣装もかなり派手ですし、絶対に普段の私は着ないであろう柄のものをあえて選んで着てみました。今までに見たことのないような作品になると思っています」とコメントを寄せている。

 “月9”ドラマ「コンフィデンスマンJP」は、4月9日から毎週月曜午後9時放送。初回は30分拡大。

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