映画興行成績:「ドラえもん」が「リメンバー・ミー」抑えV3 「プリキュア」は歴代1位の好発進

劇場版アニメ「映画ドラえもん のび太の宝島」の一場面 (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2018
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劇場版アニメ「映画ドラえもん のび太の宝島」の一場面 (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2018

 19日に発表された17、18日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)の劇場版最新作「映画ドラえもん のび太の宝島」(今井一暁監督)が3週連続で首位を獲得した。土日2日間で約38万8000人を動員し、興行収入は約4億6000万円を記録。18日までの累計では、動員で199万人、興行収入で23億円を突破している。

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 2位には、ディズニー/ピクサーの劇場版アニメーション最新作で、第90回アカデミー賞長編アニメーション賞および主題歌賞の2部門を受賞した「リメンバー・ミー」(リー・アンクリッチ監督、エイドリアン・モリーナ共同監督)が、土日2日間で約36万8000人を動員し、ランクイン。興行収入は約4億8800万円で「ドラえもん」を抜いて1位だった。3位は女優の広瀬すずさんの主演で競技かるたを題材にしたマンガを実写化した「ちはやふる -結び-」(小泉徳宏監督)、4位は人気アニメ「プリキュア」(ABC・テレビ朝日系)シリーズの劇場版最新作「映画プリキュアスーパースターズ!」(池田洋子監督)で、ともに初登場作品だった。

 「ちはやふる -結び-」は、約21万人を動員し、興行収入は約2億5700万円を記録。「プリキュアスーパースターズ!」は、動員で約20万3000人、興行収入で約2億2600万円を記録し、「映画プリキュア」シリーズの歴代最高記録を8年ぶりに塗り替える好スタートを切った。配給元の東映は、最終興行収入10億円突破も狙えるとしている。

 累計興行収入では、今回5位の「グレイテスト・ショーマン」(マイケル・グレイシー監督)が32億円、7位の「ブラックパンサー」(ライアン・クーグラー監督)が12億円、10位の「シェイプ・オブ・ウォーター」(ギレルモ・デル・トロ監督)が6億5000万円をそれぞれ突破している。

 1位 映画ドラえもん のび太の宝島
 2位 リメンバー・ミー
 3位 ちはやふる -結び-
 4位 映画プリキュアスーパースターズ!
 5位 グレイテスト・ショーマン
 6位 北の桜守
 7位 ブラックパンサー
 8位 去年の冬、きみと別れ
 9位 空海‐KU‐KAI‐美しき王妃の謎
 10位 シェイプ・オブ・ウォーター

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