野村敏京選手:ショップライトLPGAクラシック「1打1打しっかり」 上原彩子選手、横峯さくら選手も意気込み

「LPGA女子ゴルフツアー」の第15戦「ショップライトLPGAクラシック」に参戦する野村敏京選手 (C)Getty Images
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「LPGA女子ゴルフツアー」の第15戦「ショップライトLPGAクラシック」に参戦する野村敏京選手 (C)Getty Images

 世界最高峰の女子プロゴルファーが集う「LPGA女子ゴルフツアー」2018シーズン第15戦「ショップライトLPGAクラシック」が、米ニュージャージのストックトン・シービュー・ホテル&GCで8日深夜(日本時間)に開幕する。腰のケガから復帰して3週目となる野村敏京選手は「(ケガの状態は)どんどん良くなってきていますし、体は問題ないです。後半になると硬くなってくる感覚がありますが、ゴルフにはそこまで影響は出ないと思います」と明かす。100%でのスイングは「まだ気をつけないといけない」と注意しつつ、「ここまであまり成績は良くないですが、1日1日頑張って、1打1打しっかり打つつもりでやります」と意気込んでいる。

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 1986年にスタートした同大会は、ツアー中、数少ない3日間54ホールの短期決戦のため、出遅れは決して許されない。舞台となるのは、大西洋に面したリンクスタイプのコース。 一見フラットに見えるが、 フェアウェイからグリーンまで複雑な起伏があり、 海から吹き付ける強い風が、 比較的小さく起伏のあるグリーンの攻略を難しくしている。 さらに、 ベント芝とポワナ芝という成長速度が違う芝が混じるグリーンでのパットは選手たちを悩ませる。

 大会には上原彩子選手、横峯さくら選手も参戦。上原選手は「コンディション的にはグリーンも含めて良い状態だと思います。ボールはそこまで跳ねず、柔らかいですが、しっかり転がる状態です。昨年に比べてあまり虫はいないかなという印象です」といい、「ここは天気が良いですが、風が吹くところです。また2日間で風の向きが違っていたので、本番でも風を考慮した判断が大事になると思います」と風に警戒し、「体調は良い感じです。 3日間競技で第1日がすごく大事になるので、 良いスタートをきれるように頑張ります」と力を込めた。

 一方、横峯選手は「昨日ラウンドが終わった後で練習場に行ったら虫がたくさんいて大変でした。コースは距離が長くないので、スコアを伸ばせるところで伸ばせるようマネジメントをしっかりしていきたいです」と上原選手とは違った印象で、「やはり第1日の入り方が私自身下手なので、そこで気をつけていきたいです。天候も良くないみたいなのでしっかり乗り切りたいです。一つでも上にいけるように頑張りたいです」と話していた。

 WOWOWでは「LPGA女子ゴルフツアー」2018シーズンのメジャー3大会を含む30大会を放送。第15戦「ショップライトLPGAクラシック」は連日生中継され、第1日は8日深夜2時半、第2日は10日午前4時、最終日は11日午前4半からWOWOWプライム(WOWOWライブでは午前5時半から)放送される。第1日は無料放送。

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