4人組ボーカル・ダンスユニット「M!LK(ミルク)」の佐野勇斗さんが、女優の葵わかなさんとダブル主演した映画「青夏 きみに恋した30日」(古澤健監督、8月1日公開)のPRのため、MANTAN編集部を訪れた。佐野さんは、映画について「最近では珍しいすごくピュアな作品。この映画を見て『夏が来たな』と感じられるはず。この映画を見なきゃ夏はスタートしませんよ、ぐらいの勢いです」とアピールした。
ウナギノボリ
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映画は、マンガ誌「別冊フレンド」(講談社)で2013~17年に連載された南波あつこさんのマンガが原作。都会育ちのイマドキ女子高生・理緒(葵さん)は、夏休みに大自然のある田舎で過ごすことになり、地元の男子高校生・吟蔵(佐野さん)と出会い、恋に落ちる。吟蔵も理緒に次第に引かれていくが、お互いが離れ離れになってしまう夏休みの終わりが近づき……という展開。
映画では、吟蔵と理緒の“夏限定の恋”が描かれており、佐野さんは「30日間しか一緒にいられないという縛りがあるからこそ起こる2人の心情の変化を見てほしい。ずっと一緒にいられるなら、2人の関係はこんなに早く進展しなかったと思うし、期間が限られているからこそ『今、行かなきゃ』という思いが出てくる」と見どころを話し、「『青夏』という題名にもあるように“THE夏”という作品なので、自分が高校生だったら、こんな青春を過ごしたかったと誰もが思うはず」と語った。
続けて、佐野さん自身も「(高校時代に)なんで俺はこんな恋愛ができなかったんだろうって、今ちょっと悔やんでいるんです」と明かし、「この映画を見た後に、『よし次は自分が頑張ろう』と思ってもらえたら」と思いを語った。
自身が演じた吟蔵については、「高校生のころの自分だったら『こんな男になりたい』と思うぐらいカッコいい男」と表現。そのため「演じる上ではすごく難しかった」という。佐野さんは「吟蔵は、特にカッコつけるわけではないのに、カッコいい。『カッコよさって何だろう』と思った」といい、「一つ一つの行動でも、見ている人に『ん?』と思われたくなかったので、細かい仕草も気にして、どんなふうに自分は映っているのかと振り返りながら演じた」と明かした。
そんな「カッコいい男」を演じた佐野さんに、「映画では史上一番カッコいい佐野さんが見られる?」と聞くと、遠慮がちに「はい……」と回答。続けて、「普段の佐野勇斗はふざけたりするキャラなので、普段の自分を知ってくれている方ほど見たほうがいいかもしれないです。体も鍛えましたし、珍しくちゃんとカッコいい役を頑張って演じたので、見てほしいです」とさらにアピールした。
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