宮野真守:「歴史的瞬間に立ち会えて幸せ」 「はいからさんが通る」後編公開

劇場版アニメ「劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」の舞台あいさつに登場した(左から)櫻井孝宏さん、早見沙織さん、宮野真守さん、坂本真綾さん
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劇場版アニメ「劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」の舞台あいさつに登場した(左から)櫻井孝宏さん、早見沙織さん、宮野真守さん、坂本真綾さん

 声優の宮野真守さんが20日、東京都内で行われた劇場版アニメ「はいからさんが通る」の後編「劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」(城所聖明監督)の舞台あいさつに登場。同劇場版では、テレビアニメシリーズでは描かれなかった原作のラストパートが描かれており、主人公の婚約者・伊集院忍少尉の声を演じた宮野さんは、「最後まで描かれるのが初めてということで、その歴史的瞬間に立ち会えたことが何より幸せです」と感激の様子で語った。

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 また、宮野さんは「不朽の名作……本当にその通りだと感じました。今が違う価値観だとしても、普遍的なこの物語のメッセージがあるからこそずっと感動していられるし、ずっと好きでいられるんだと感じました」と感想を語った。

 「はいからさんが通る」は、大正時代を舞台に、剣道が特技でじゃじゃ馬な“はいからさん”こと花村紅緒と婚約者・伊集院忍の恋を描いたラブコメディー。1975~77年に「週刊少女フレンド」(講談社)で連載され、第1回講談社漫画賞少女漫画部門を受賞。78~79年に全42話のテレビアニメが放送されたほか、87年に南野陽子さん、阿部寛さん主演の実写映画が公開された。79、85、2002年にテレビドラマも放送された。

 劇場版アニメの新作は、連載40周年を記念した企画で、約38年ぶりにアニメ化。前後編で前編「はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~」が17年11月に公開された。早見沙織さんが主人公・紅緒、宮野さんが伊集院少尉を演じたほか、櫻井孝宏さん、中井和哉さん、梶裕貴さん、坂本真綾さんらも声優として出演している。公開中。

 舞台あいさつには、早見さん、櫻井さん、坂本さんも出席した。

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