女優の有森也実さんが、上野樹里さん主演のフジテレビの“月9”ドラマ「監察医 朝顔」(月曜午後9時)の第7話(8月26日放送)にゲスト出演することが8月17日、分かった。有森さんが“月9”に出演するのは、1991年放送の「東京ラブストーリー」以来、約28年ぶり。上野さんとは初共演となる。
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第7話は、法医学者と裁判が題材。朝顔(上野さん)が資産家男性の連続不審死の再鑑定を依頼され、鑑定証人として裁判所に出廷する……という展開。有森さんは、出廷した裁判の被告人・白石亜里沙を演じる。亜里沙は、3年前に会社社長の夫が病死し、4億3000万円の遺産を相続。1年後に資産家の男性と再婚するも、3カ月後に男性が死亡し、さらに6億円を相続したため、“10億の美魔女”という呼称が報道されるという設定。
有森さんは、本作の出演について「28年もたっていたのですね。年をとるわけです。現在でも月9と呼ばれ親しまれていること、うれしく思います。亜里沙は非道な女です。そして必死に生きている人間でもあって、必死さと、人間臭さが、おかしみとしてキャラクターに生かせないかなと思いながら演じました。上野さんは、ナチュラルな魅力が際立った方だと感じました。ニュートラルな瞳がチラッとでも合ってしまうと、“はい、有森はあざといことは致しません”と思わずにはおれませんでした(笑い)」とコメントしている。
ドラマは、マンガ誌「漫画サンデー」(実業之日本社、現在は休刊)で連載された作・香川まさひとさん、画・木村直巳さん、監修・佐藤喜宣さんのマンガを原作に、設定をアレンジ。東日本大震災で母が行方不明となった新米法医学者の万木朝顔と、朝顔の父でベテラン刑事の万木平が各話で、かたや解剖、かたや捜査で遺体の謎を解き明かしながら、遺体から見つけ出された“生きた証し”が残された人たちの心を救っていく様をハートフルに描くヒューマンドラマ。
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