宮藤官九郎さんが脚本を手がけるNHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第35回「民族の祭典」が9月15日に放送され、平均視聴率は6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。同回では、女優の杉咲花さんが自身が演じてきたシマの娘りく役で再登場を果たした。
ウナギノボリ
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「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年まで、およそ半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「“東京”と“オリンピック”」で、大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。中村勘九郎さんが日本で初めて五輪に参加したマラソン選手の金栗四三、阿部サダヲさんが「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者の田畑政治を演じ、“リレー”形式で主演のバトンをつなぐ。
第35回は、1936年夏、ベルリンで4年後の次回オリンピック開催地を決めるIOC総会が始まり、嘉納治五郎(役所広司さん)は「日本で平和の祭典を!」と熱く訴える。その直後に開幕したベルリン五輪は、田畑(阿部さん)を圧倒し、当惑させる……という展開だった。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。
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