松岡茉優:「桐島」は「10代の青春」 「騙し絵の牙」で8年ぶり吉田監督映画に スター級共演者に毎日腹痛? 

映画「騙し絵の牙」のワンシーン(C)2021「騙し絵の牙」製作委員会
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映画「騙し絵の牙」のワンシーン(C)2021「騙し絵の牙」製作委員会

 俳優の大泉洋さんの主演映画「騙(だま)し絵の牙」(吉田大八監督、3月26日公開)に出演する女優の松岡茉優さんのインタビュー映像が1月28日、公開された。松岡さんは、2012年公開の吉田監督の映画「桐島、部活やめるってよ」に出演しており、約8年ぶりに吉田監督作品に出演することについて「10代の時に青春というものを私が一番残せたかなと思うのは『桐島』だと思っていて、私にとっては一生ものの作品です。そんな大切な作品の監督が、また呼んでくださったことがうれしい」と語っている。

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 インタビューでは、松岡さんが主演の大泉さんについて「どうしても現場がピリッとしてしまう時に、必ず立って、場を和ませるような楽しい話をしてくださるんです。まさにスタンダップコメディアンのような方なんですよね」とコメント。

 続けて「(脚本のキャストページを)めくれどもめくれども、主演級のスターたちなので、毎日おなかが痛かったです。『それぞれで1本映画が撮れるのに』っていう人たちが集まっている中、同世代は宮沢氷魚君と、池田エライザちゃんくらいで。もう、“子羊3匹”は大変震えております」とエピソードを明かした。

 映画の新たなカットも公開。松岡さん演じる文芸誌の新人編集部員・高野惠が、編集部で奮闘する姿が収められている。

 「騙し絵の牙」は、大泉さんを主人公にあて書きした塩田武士さんの同名小説(KADOKAWA)が原作。崖っぷちの出版社を舞台にした“仁義なきだまし合いバトル”が描かれる。大手出版社・薫風社では社長が急逝し、次期社長を巡る権力争いが勃発。専務の東松(佐藤浩市さん)が大改革を進め、雑誌が次々と廃刊のピンチに陥る中、雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉さん)も窮地に立たされる。一見頼りない速水は、笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた……という展開。

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