怪獣映画「ゴジラ」シリーズの完全新作特撮「ゴジラVSヘドラ」が制作され、11月3日開催のオンラインイベント「ゴジラ・フェス 2021」で配信されることが明らかになった。「ゴジラ・フェス」の企画「ゴジラ・フェスに現る」の第2弾で、公害怪獣ヘドラと怪獣王ゴジラが工業地帯を舞台に迫力のバトルを繰り広げる。「ゴジラ・フェス 2021」は、11月3日正午から「ゴジラ」シリーズの公式YouTubeチャンネル「Godzilla Channel ゴジラ(東宝特撮)チャンネル」で無料配信される。「ゴジラVSヘドラ」は午後6時15分ごろから配信予定。
ウナギノボリ
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「ゴジラVSヘドラ」は、1971年に公開された「ゴジラ対ヘドラ」から約50年後の節目の年となる2021年に配信されることになった。「シン・ゴジラ」などの樋口真嗣監督作品に監督助手として参加してきた中川和博さんが監督を務め、画家の中山晃子さんがオープニング、エンディングを担当する。撮影は9月下旬に行われ、映画「ゴジラ FINAL WARS」(2004年)で使用されたゴジラとヘドラのスーツを使用したという。
中川監督は「今回のテーマはズバリ“怪獣アクション”です。怪獣同士が出会って、戦いが始まる。問答無用のワクワクがそこにはあります。VFX全盛の今だからこそ、特撮ならではのライブ感満載の熱いバトルにご期待ください!」とコメントを寄せている。
中山さんは「夜のアトリエ、ガラスの実験器具に泥水を一滴落としてよーく見てみれば、それが生命であると気がつく……。『ゴジラ対ヘドラ』劇中の博士の姿を、流動絵画を同じ視点で描く自分自身に勝手に重ねながら、今回のオープニング、エンディングを描きました。小さな一滴を見つめるうちに、みるみる見上げるほど大きくなって……。怖くも可愛い鉱物生命体、応援せずにはいられない!!」と話している。
「ゴジラ・フェス 2021」では、「ゴジラVSヘドラ」の配信のほか、モスラ生誕60周年を記念したモスラ寄席、「モスラ」の4K復活プロジェクト密着、テレビアニメ「ゴジラ S.P<シンギュラポイント>」のトークショーなどが実施される。怪獣映画「ゴジラvsコング」のアダム・ウィンガード監督が出演することも発表された。
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