REAL⇔FAKE Final Stage:「ミステリー要素が満載」 キャスト陣が語る作品への思い

1月10日スタートの連続ドラマ「REAL⇔FAKE」に出演する(左から)定本楓馬さん、小西詠斗さん、荒牧慶彦さん、植田圭輔さん、佐藤流司さん、松村龍之介さん、和田雅成さん、猪野広樹さん、染谷俊之さん
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1月10日スタートの連続ドラマ「REAL⇔FAKE」に出演する(左から)定本楓馬さん、小西詠斗さん、荒牧慶彦さん、植田圭輔さん、佐藤流司さん、松村龍之介さん、和田雅成さん、猪野広樹さん、染谷俊之さん

 2.5次元の舞台などを中心に活躍中の若手俳優と声優の蒼井翔太さんが共演するオリジナルドラマ「REAL⇔FAKE」の最終章となる「REAL⇔ FAKE Final Stage」(MBS・TBS、火曜深夜)が、2023年1月10日から放送される。放送を前に荒牧慶彦さんら9人のキャストに撮影の裏話や作品への思いを聞いた。

ウナギノボリ

 「REAL⇔FAKE」は、国民的人気アーティストの朱音(蒼井さん)と、俳優、アイドル、歌手など各界のスターたちが集結するユニットプロジェクト「Stellar CROWNS(ステラクラウンズ)」を巡る物語が展開される人気シリーズ。シリーズ最終章となる今作の舞台は、山奥の洋館。Stellar CROWNSが慰安旅行で訪れたあるペンションで、シリーズ史上最大の事件が巻き起こるという展開だ。

 牧野凪沙(なぎさ)役の荒牧さん、育田悠輔役の植田圭輔さん、鈴木翔琉(かける)役の佐藤流司さん、梅原黎士郎(れいじろう)役の松村龍之介さん、瀬名征行(まさゆき)役の和田雅成さん、フリーの映像ディレクター・守屋英俊役の染谷俊之さん、Stellar CROWNSのライバルユニット「ASTRA RING(アストラリング)」の卯野紘希役の猪野広樹さんといったこれまでのキャスト陣は続投。Final Stageからの新キャストとしてアシスタントディレクター・深水舞人役の定本楓馬さん、ペンションのオーナー・菅原陽翔役の小西詠斗さんも加わった。

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 --台本を読んだ感想を教えてください。

 荒牧さん:今作では、僕が演じる凪沙が事件とは違う部分で悩みを抱えたり、もやもやしたりするシーンが登場します。今までは描かれなかった凪沙の新たな一面を見せられるんじゃないかなと、ワクワクしながら台本を読ませていただきました。

 佐藤さん:俺も今作の台本を読んだときに、「(自身が演じる)翔琉って、こういう一面もあるんだ!」って驚きました。今まで誰にも話してこなかった翔琉の心の内がぽろっとこぼれ出てしまうシーンもあって、「翔琉って良いやつだな」って思いましたね。

 猪野さん:前作でも戦うシーンはあったけど、今回は「こんな事件が起きて大丈夫なのかな?」って(笑い)。いつも何かしら事件に巻き込まれているので、登場人物たちが心配になります。

 --撮影現場の雰囲気はいかがですか?

 和田さん:撮影の待ち時間にみんなで仲良くしゃべっている雰囲気が、そのままお芝居にも反映されているのかなと。もちろんセリフはあるんですけど、カメラが回ったときも普段通りの感覚でしゃべれているので、今回が一番僕たちの“リアル”な部分が出せているように思いますね。

 松村さん:お芝居はもちろん、撮影の合間でさえ本当に楽しくて、心からすてきな現場だなと改めて実感しています。またこうしてみんなと共演できる喜びをかみしめながら、日々撮影に臨んでいます。

 --今作から参加される定本さんと小西さんは、ご自身の役をどのように演じていますか?

 定本さん:僕は撮影スタッフの役を演じているのですが、改めてスタッフさんがお仕事している姿を見ると「大変なことをやっているんだな」と感じますし、演じる上でとても勉強になりました。現場では、常にスタッフさんの動きを観察しながら学んでいます。

 小西さん:最初に台本を読んだときは難しい設定の役だと思いましたし、「この役をどう演じていこうか?」と不安になることもありました。でも、僕なりに“お坊ちゃん感”を出したほうがいいのかなとか、ヘラヘラしていたほうが面白くなるかなとか、いろいろと考えながら演じることで、役を自分のものにできるように頑張っています。

 --泊まり込みで撮影を行っているそうですが、印象的なエピソードがあれば教えてください。

 和田さん:撮影の合間で、みんなでクイズを出しあって遊んでいます。

 荒牧さん:いろんなマンガの豆知識とかをクイズにしてね。

 定本さん:うん。ほかに印象的なのは……カメムシですかね(笑い)。撮影現場にカメムシがたくさんいるんですけど、撮影が終わってホテルの部屋に戻ったら、1匹僕についてきていました。

 --今作の注目してほしいポイント、見どころを教えてください。

 植田さん:今までで一番ミステリー要素が満載だなと思いました。いろんな出来事がめまぐるしく起こっていく中で、みんながさまざまな思いを抱えながら疑心暗鬼になって自問自答して……。そういったストーリー展開が見どころですね。

 染谷さん:サスペンス色が濃厚に物語が進んでいくので、見返したときに「だからこの人は、この場面でこういう仕草をしていたんだ!」っていう謎が解ける感覚を、何回でも楽しんでもらえると思います。細かいところまで注目して、繰り返し見ていただけたらうれしいです!

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