上戸彩:池井戸作品は「熱い」 自分でも「倍返しだ!」と思うくらい没頭 「シャイロックの子供たち」大阪舞台あいさつ

映画「シャイロックの子供たち」先行上映会in大阪に登場した上戸彩さん
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映画「シャイロックの子供たち」先行上映会in大阪に登場した上戸彩さん

 女優の上戸彩さんが1月13日、俳優の阿部サダヲさんが主演を務める映画「シャイロックの子供たち」(本木克英監督、2月17日公開)の大阪市内で行われた先行上映会の舞台あいさつに登場した。上戸さんが来阪したのは7年ぶり。阿部さん、本広監督も出席した。

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 原作は、「半沢直樹」などで知られる池井戸潤さんの同名小説。上戸さんは「(池井戸さんの作品といえば)熱い。気づいたら没頭して、自分でも『倍返しだ!』と思える感じ。今回は追い込まれたり、同僚に目を付けられたりしますが、終わるころになると、自分だったらどうしているだろう、本当に魂を取れる(選択する)かな。お金の方に揺れないかな、といろいろ考えてしまう」と映画について語った。

 男性キャストが多いが、「(出演したドラマ)『半沢直樹』もそうなのですが、男性陣がバチバチのシーンには一切関わっていないので(笑い)。今回は、阿部さん以外では(支店を訪れる客役の)柄本明さんとの絡みが貴重なくらいでした。柄本さんは、絶対に同じ芝居をされない。間合いも毎回取るところが違うので、毎回ワクワクドキドキさせられた」と撮影について話した。

 今作では、同じ池井戸さん原作の映画「空飛ぶタイヤ」(2018年)の本木監督らメインスタッフが再集結。主人公の西木雅博(阿部さん)は、東京第一銀行の長原支店で長年お客様係を担当。ある日、同支店で現金紛失事件が起こり、西木はこの事件の裏側を探る中で、ある事実にたどり着き、メガバンクを揺るがす不祥事が明らかになる。上戸さんは西木と共に現金紛失事件を探る北川愛理を演じている。人気グループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の玉森裕太さんも出演している。

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