るろうに剣心:令和の新作テレビアニメにファン歓喜 飛天御剣流が格好いい! “剣心”斉藤壮馬、“薫”高橋李依の演技光る

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 和月伸宏さんの人気マンガ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の新作テレビアニメの第1話「剣心・緋村抜刀斎」が、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」ほかで7月6日に放送された。新作は、原作者の和月さんがキャラクターデザインやシナリオなど全編にわたり完全監修し、原作を第1話から再構築する。同作は1996年に初めてテレビアニメ化され、劇場版、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)も制作されており、令和によみがえった名作にSNSでは「原作の第1話からアニメ化してくれてうれしい」「懐かしい」と歓喜の声があふれた。

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 第1話は、主人公・緋村剣心と神谷活心流の師範代・神谷薫の出会いが描かれた。剣心が敵に対して自身の流儀である飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)の剣技を繰り出す場面もあり、「格好いい」「最高」と話題になった。

 新作はキャストが一新され、斉藤壮馬さんが緋村剣心、高橋李依さんが神谷薫をそれぞれ演じる。斉藤さんは剣心の優しく穏やかな顔、戦闘シーンで垣間見える“人斬り”の顔を表現。高橋さんは、神谷活心流の師範代としての強さ、持ち前の明るさ、可愛らしさを透明感ある声で演じた。SNSでは斉藤さん、高橋さんの熱演を絶賛するファンも多く見られた。

 第1話の冒頭では、剣心が新撰組と戦う過去のシーンも描かれ、保志総一朗さんが新撰組の沖田総司を演じたことも話題になった。チョーさんと高木渉さんが悪党の比留間喜兵衛・伍兵衛兄弟を演じ、関俊彦さんがナレーションを担当した。

 「るろうに剣心」は、1994~99年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された人気マンガ。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心が明治維新後、不殺を誓った流浪人として、新たな時代の生き方を模索していく姿を描いた。新章の「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-」が、2017年から月刊マンガ誌「ジャンプSQ.(スクエア)」(同)で連載中。

 新作アニメは「ストライク・ザ・ブラッド」などの山本秀世さんが監督を務め、「アルスラーン戦記」「東京リベンジャーズ」などのライデンフィルムが制作する。

 ◇キャスト(敬称略)

 緋村剣心:斉藤壮馬▽神谷薫:高橋李依▽明神弥彦:小市眞琴▽相楽左之助:八代拓▽高荷恵:大西沙織▽四乃森蒼紫:内田雄馬▽斎藤一:日野聡

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