葬送のフリーレン:アニメは「素晴らしい仕上がり」「とても丁寧」 声優陣が話題作を語る プレッシャーも

「葬送のフリーレン」の完成披露イベントに登場した(左から)上田燿司さん、東地宏樹さん、岡本信彦さん、種崎敦美さん、市ノ瀬加那さん、小林千晃さん
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「葬送のフリーレン」の完成披露イベントに登場した(左から)上田燿司さん、東地宏樹さん、岡本信彦さん、種崎敦美さん、市ノ瀬加那さん、小林千晃さん

 「マンガ大賞2021」で大賞に選ばれたことも話題のマンガが原作のテレビアニメ「葬送のフリーレン」の完成披露イベントが9月23日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都港区)で開催された。同作は、初回は、2時間スペシャル「初回2時間スペシャル ~旅立ちの章~」として日本テレビの映画枠「金曜ロードショー」で9月29日午後9時から放送される。金曜ロードショーでテレビアニメシリーズの初回が放送されるのは初めてということも話題になっている。主人公・フリーレン役の種崎敦美さんら声優陣が話題作への思いを語った。

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 ヒンメル役の岡本信彦さんは「プレシャーもあるのですが、この作品の本質的な素晴らしさを目の当たりにすると一安心します」と自信を見せ、フェルン役の市ノ瀬加那さんは「言葉にできないような感情がちりばめられている作品。とても丁寧に一話一話を作っています」と語った。

 シュタルク役の小林千晃さんは「素晴らしい仕上がり」、アイゼン役の上田燿司さんは「大きなスクリーンで映える作品になっています」と絶賛し、ハイター役の東地宏樹さんも「期待していただいて大丈夫だと思います」と自身を語った。

 種崎さんは「監督をはじめたくさんの人の思いとこだわりが詰まっている本当にすてきな作品。ただただ堪能していただきたいと思います」と呼びかけた。

 「葬送のフリーレン」は、山田鐘人さん原作、アベツカサさん作画のマンガで、「週刊少年サンデー」(小学館)で2020年4月に連載をスタートした。魔王を倒した勇者一行の魔法使いで、エルフゆえに長寿であるフリーレンが仲間の死を経験し、“人を知るため”に旅をすることになる。コミックスの累計発行部数は1000万部以上。

 初回が金曜ロードショーで放送され、以降は、日本テレビが新設するアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で、10月6日から毎週金曜午後11時に放送される。音楽ユニット「YOASOBI」がオープニングテーマ「勇者」、シンガー・ソングライターのmilet(ミレイ)さんがエンディングテーマ「Anytime Anywhere」を担当することも話題になっている。

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