フジテレビ:10月に新たなアニメ枠「B8station」 bilibiliとタッグ 第1弾は「時光代理人」第1期再放送 第2期も

テレビアニメ第2期が放送される「時光代理人 -LINK CLICK-」(C)bilibili/BeDream
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テレビアニメ第2期が放送される「時光代理人 -LINK CLICK-」(C)bilibili/BeDream

 フジテレビが、中国の動画配信サービス「bilibili(ビリビリ)」とパートナーシップを結び、10月にアニメ枠「B8station(ビーハチステーション)」を新設することが分かった。新アニメ枠では、bilibili制作の人気アニメの日本語吹き替え版を放送し、10月15日から毎週日曜深夜2時20分に中国のオリジナルアニメ「時光代理人 -LINK CLICK-」第1期の日本語吹き替え版を再放送する。同作は、2022年1月からTOKYO MX、BS11ほかで放送された。

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 「B8station」は、2024年1月から放送枠を毎週水曜深夜1時25分に移動し、中国の妖怪小説「山海経」に登場する妖怪を取り上げたアニメ「百妖譜(ひゃくようふ)」が放送される。「時光代理人 -LINK CLICK-」の第2期も同枠で放送予定。

 フジテレビ、bilibiliの両社で共同制作するアニメーションの放送も計画している。フジテレビには、「ノイタミナ」「+Ultra(プラスウルトラ)」という二つの深夜アニメ枠があり、今後は、bilibiliとタッグを組み、アジア発で世界的ヒットを狙うアニメを共同制作していくという。

 「時光代理人 -LINK CLICK-」は、繁華街の一角の時光写真館を経営するトキ(程小時)とヒカル(陸光)が特殊な能力で、過去を引きずるクライアントからの依頼を解決する姿を描く。テレビアニメ第1期の日本語吹き替え版が、2022年1~3月に放送された。

 ◇フジテレビ専務取締役の大多亮さんのコメント

 中国のユーザーが日本コンテンツや日本のIPに最もリーチしているプラットフォームはbilibiliだと思います。この度、そのbilibili社とパートナーシップを構築することで、両社のIPが世界で競争力を拡大していけると確信しています。フジテレビのグローバルビジネス戦略の一環として、中国のメディア会社であり優れたIPを生産しているbilibili社と全方位的な取り組みを実現することで、フジテレビのグローバル向けのIP展開がより順調に行えることを大変うれしく思っています。

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