冨樫義博さんの人気マンガ「HUNTER×HUNTER」(集英社)が、11月21日深夜放送のトークバラエティー番組「イワクラと吉住の番組」(テレビ朝日、火曜深夜0時15分)で特集された。番組では前週14日に引き続き、作者の冨樫さんからの手紙が読み上げられ、物語の「結末」について言及された。
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番組では、コンテンツの“中の人”に手紙で質問を送り、その返事を紹介する企画「拝啓、中の人」の第3弾として、冨樫さんにさまざまな質問をぶつけた。同作のファンという「櫻坂46」の元メンバーのの関有美子さんがゲストとして登場し、冨樫さんに「結末は決まっていますか?」と直球で質問すると、冨樫さんは長文の手紙で回答した。
冨樫さんは「大まかにはA・B・C、3パターンの終わり方を用意しています。読者の反応を、賛否の比率で想定した時にAは賛が8、否が2(評価が高いという意味ではなく、私的には無難な展開で批判票が集まりにくいだろうとの読みです)。Bは賛否が拮抗(きっこう)し、Cは賛が1で、否が9くらいではないかと予想しています。否が圧倒的なCをなぜ残しているかというと、それが一番私の好みだからです。ただ基本的にはこの3パターンのどれも選ばず済むくらい面白い結末を考えつくるのが理想であり、目標です」と返事。
「参考までに3つの候補から漏れたDパターンを開示しておきますので、未完のまま私が死んだらこれが結末だったということでご容赦いただけますと幸いです」と、結末のDパターンの内容を明かした。
Dパターンは、主人公ゴンが“ゴンじい”と呼ばれるまで時代が進み、ギンという名の少女が登場。ギンは、第1話のゴンのように島の“池の主”を釣り上げ、母親からは「ゴンじいのようなハンター」になることを望まれるが、それを拒否し、大切な人たちと島で生きることを望む……という展開を考えているという。
SNSでは「#冨樫先生からのお手紙」「#イワクラ吉住」など関連ワードがトレンド入りした。番組は、見逃し配信サービス「TVer」で配信中。
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