下野紘：「鬼滅の刃」　太陽克服した禰豆子へ心の叫び「可愛すぎるでしょー！！」　鬼頭明里「とびきり可愛い禰豆子を見せてやろうと」

　吾峠呼世晴（ごとうげ・こよはる）さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の劇場上映企画「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」の公開記念舞台あいさつが2月2日、TOHOシネマズ日比谷（東京都千代田区）で開催され、竈門炭治郎役の花江夏樹さん、我妻善逸（あがつま・ぜんいつ）役の下野紘さんら声優陣が登場した。ワールドツアー上映では、新作テレビアニメ「テレビアニメ『鬼滅の刃』柱稽古編」の第1話が世界初公開された。第1話では、前作「刀鍛冶の里編」で太陽を克服した竈門禰豆子が登場するといい、下野さんは、善逸さながらに「可愛すぎるでしょー！！」と禰豆子への心の叫びを披露した。

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　イベントには、竈門禰豆子役の鬼頭明里さん、嘴平伊之助（はしびら・いのすけ）役の松岡禎丞さん、不死川玄弥（げんや）役の岡本信彦さんも登壇。鬼頭さんは「柱稽古編」の収録について「禰豆子を可愛く演じようと思って。久しぶりの日常シーンが描かれるので、とびきり可愛い禰豆子を見せてやろうと思って演じていました」と語った。下野さんは、善逸と禰豆子のシーンについて「頑張ってやりすぎた結果、スタッフさんに『気持ち悪すぎるので抑えてください』と言われた」と明かした。

　「柱稽古編」の主題歌の情報も発表され、バンド「MY FIRST STORY（マイファス）」と「L’Arc～en～Ciel（ラルクアンシエル）」のボーカルのHYDEさんがオープニング（OP）主題歌「夢幻」を担当することが分かった。

　ワールドツアー上映は、「柱稽古編」の第1話が世界初公開されるほか、「刀鍛冶の里編」の最終回となった第11話が劇場で初めて上映される。2月2日から日本を皮切りに世界140以上の国と地域の映画館で順次上映される。

　「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために旅立つ……というストーリー。原作は、2016～20年に「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載された。コミックスの累計発行部数は1億5000万部以上。

　テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が2019年4～9月に放送され、2020年10月公開の劇場版「無限列車編」が国内歴代興行収入1位となる約400億円を記録するなど大ヒットした。「遊郭編」が2021年12月～2022年2月、「刀鍛冶の里編」が2023年4～6月に放送された。

　「柱稽古編」は、前作「刀鍛冶の里編」から続くストーリーで、鬼殺隊の最高位の剣士・柱が登場する。宿敵・鬼舞辻無惨（きぶつじ・むざん）との決戦に向けた“柱稽古”が描かれる。今春からフジテレビ系で放送される。第1話は1時間スペシャル。