虎に翼:次期朝ドラメインビジュアル公開 伊藤沙莉“寅子”がドンッ! 「自分の足で立ち、頑張る女性」表現

NHK連続テレビ小説「虎に翼」のメインビジュアル(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」のメインビジュアル(C)NHK

 俳優の伊藤沙莉さん主演で、4月1日にスタートする2024年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」のメインビジュアルが2月29日、公開された。伊藤さん演じる主人公の寅子を“ドンッ!”と大きく写し出し、「いつも自分の足で立ち、頑張る女性」として表現した。

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 ビジュアルは、国内外のファッションブランドのビジュアル制作や書籍の装画などを手がけるグラフィックデザイナーでイラストレーターの三宅瑠人さん、グラフィックデザイナーでアートディレクター岡崎由佳さんがデザインを担当した。

 三宅さんと岡崎さんは「主人公の寅子は、いつも自分の足で立ち、頑張る女性。それを表現するために、王道なポートレート写真を選び、ヘアメークでいろいろな年齢に見えるように工夫し、時間を超えたビジュアルを意識しました」と説明。

 続けて「伊藤さんが着ているのは、昔の法服のデザインを参考にアレンジしたもので、胸元のイラストは、家庭裁判所創設に携わった主人公のモデルの三淵さんにちなんで、『家庭』を感じさせるものや、寅子が出会う友人たちを象徴するもの、戦禍を表す爆撃機なども散りばめ、寅子がさまざまな人生や出来事を胸に裁判官になったことを表現して描きました。ぜひ、物語との関連性を発見しながらメインビジュアルも楽しんでいただきたいです」と呼びかけた。

 ドラマの音楽を、映画「くれなずめ」(2021年)や連続ドラマ「あなたのブツが、ここに」(NHK、2022年)などで知られる森優太さんが担当することも発表された。

 「虎に翼」は、NHK連続テレビ小説の第110作。日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)がモデルで、ヒロインの寅子が、迷える子供や、追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテインメント。

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