第96回米アカデミー賞:「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞 山崎貴監督、感無量「誰にでもチャンスがある証し」

「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督(C)Getty Images
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「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督(C)Getty Images

 「第96回アカデミー賞」の授賞式が3月11日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、視覚効果賞に「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)が輝いた。同賞を日本映画が受賞するのは初めて。

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 授賞式に出席した山崎監督は「2001年に仕事を始めた頃、このステージに立つとは夢にも思いませんでした」と感無量の表情で「ハリウッド以外の場所で頑張っているアーティストの皆さん。ハリウッドが私たちの作品を見てくれている。誰にでもチャンスがある証しだと思います!」と喜んだ。

 最後には「携わってくれたみんなを代表して、(昨年12月に死去した)阿部秀司プロデューサーに受賞の報告をしたいと思います」と感謝を述べた。

 「ゴジラ-1.0」は、「ゴジラ」シリーズ生誕70周年記念作として昨年11月に公開。主演を神木隆之介さん、ヒロインを浜辺美波さんが務めた。3月8日に発表された「第47回日本アカデミー賞」でも作品賞をはじめ、最多8部門を受賞した。

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