仮面ライダー:最新作「鎧武/ガイム」発表 モチーフは“武将とフルーツ”

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 特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの最新作「仮面ライダー鎧武/ガイム」(テレビ朝日系)が10月から放送されることが決定し、主人公に2011年度ジュノンスーパーボーイコンテストのグランプリを受賞した俳優の佐野岳さんが選ばれたことが25日、東京都内で開かれた会見で発表された。

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 仮面ライダー鎧武に変身する葛葉紘太(かずらば・こうた)を演じる佐野さんは、「子供たちが見て、正義や強い心、優しい心を見つけてもらえるように演じるのが使命だと思う。今までで一番面白く、格好良く、印象深い、引きつけられるライダーになれるよう、佐野岳、葛葉紘太、仮面ライダー鎧武の三人四脚で歩んでいきたいと思います!」と力強く宣言。「これまでで一番、これからも一番面白いと言われる仮面ライダーをお届けすることをお約束します。体を動かすことは得意なので、バク宙しながら変身をしたいなと密かに思ってます」と意気込んだ。

 平成ライダーシリーズ15作目となる今作のテーマは、「仮面ライダー戦国時代」で、モチーフは「戦国武将とフルーツ」。戦国武将の鎧武者とフルーツをモチーフにした錠前(=ロックシード)を使って変身、さらにアームチェンジしていく。今作では、佐野さん演じる仮面ライダー鎧武/葛葉紘太にライバルとなる多数のライダーたちが登場し、それぞれのロックシードで変身、鎧武と同様にフルーツをモチーフにした武器で敵と戦う。なお、脚本は大ヒットアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄(うろぶち・げん)さんらが手がける。

 物語は、巨大企業の“城下町”として発展している、とある新興都市が舞台。ストリートダンスで鬱屈したものを発散させている若者たちの間で、ロックシードで小動物「インベス」を召喚、戦わせるゲームが流行することにより、各地で「異世界」への扉が開き、人類を脅かす危機を招いてしまう。偶然にベルト(戦極ドライバー)を拾った紘太は仮面ライダー鎧武に変身、戦いへと巻き込まれていく……という展開。

 会見には佐野さんのほか、ライバルの仮面ライダーバロン/駆紋戒斗(くもん・かいと)役の小林豊さん、仮面ライダー龍玄(りゅうげん)/呉島光実(くれしま・みつざね)役の高杉真宙(まひろ)さん、プロのダンサーを目指すヒロイン・高司舞役の志田友美さん、仮面ライダー新月に変身する巨大企業ユグドラシルコーポレーションの要職に就く呉島貴虎(くれしま・たかとら)役の久保田悠来さんが登場した。

 さらに、“鎧武乃風”として主題歌を担当する「湘南乃風」もスペシャルゲストで登場。RED RICEさんは「やるからには新しい風を吹き込めたらなと思ってます。仮面ライダーガイムの大成功に花を添えられたらと思ってます。気合いを入れてやるんでよろしくお願いします!」とあいさつ。若旦那さんも「仮面ライダーのカッコいいバイクに憧れてました。仮面ライダーたちを支える近所のお兄ちゃん的な喫茶店でたまってる4人組みたいな感じで登場できたら」と語っていた。番組は10月6日から毎週日曜午前8時放送予定。(毎日新聞デジタル)

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