俳優の桐谷健太さんが30日、東京都内で行われた映画「種まく旅人 くにうみの郷」(篠原哲雄監督)の初日舞台あいさつに登場。淡路島でオールロケした同映画に出演した桐谷さんは「温泉があって毎日のように入っていた。(共演俳優と)ずっと裸の付き合い。裸のいろいろなところを見ているから、壁なく芝居をできたのはぜいたくだった」と撮影を振り返った。
舞台あいさつには桐谷さんのほか、栗山千明さん、三浦貴大さん、篠原監督も出席した。栗山さんは「タマネギ焼酎があるのを初めて知った。タマネギも生でこれだけおいしく食べれるんだって感動した」と話し、三浦さんも「農業や漁業に携わっている若い人がたくさんいた。第1次産業がこれからどんどん盛り上がっていくのかなと思った」と話した。
ウナギノボリ
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映画は2012年に公開された「種まく旅人 みのりの茶」に続く、農業や漁業など第1次産業に従事する人々をテーマに描いたシリーズ第2弾。瀬戸内海最大の島・淡路島に調査のためにやってきた農林水産省の地域調査官・神野恵子(栗山さん)はタマネギ農家の長男・豊島岳志(桐谷さん)と、海苔(のり)の養殖に従事している次男の渉(三浦さん)の兄弟と出会う。岳志と渉は父の死をきっかけに仲違いしていた。いちずに働く2人の姿に感銘を受けた神野は、兄弟を仲直りさせようと、一大プロジェクトを思いつく……というストーリー。
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