沈まぬ太陽:番組特製チラシを追悼展で限定配布

「追悼 山崎豊子展」で限定配布される特製チラシ
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「追悼 山崎豊子展」で限定配布される特製チラシ

 2016年春にWOWOWで放送される故山崎豊子さんの社会派小説が原作のテレビドラマ「連続ドラマW 沈まぬ太陽」の番組特製チラシが、6日と20日に高島屋の京都店(京都市下京区)と大阪店(大阪市中央区)で開催される「追悼 山崎豊子展」で配布されることが6日、明らかになった。チラシは4万部限定で、会場では主演を務める俳優の上川隆也さんがドラマの見どころなどを紹介するコメント動画も視聴できる。

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 「追悼 山崎豊子展」は京都店で6~18日、大阪店で20日~2月1日の期間に開催。山崎さんの写真や直筆原稿、万年筆などの愛用品が展示される。チラシは番組のビジュアルのほか、上川さんや共演する渡部篤郎さんのコメントが掲載されており、それぞれ2万部配布される。

 「沈まぬ太陽」は山崎さんのベストセラー小説で、上川さんが航空会社で経営陣と対決する主人公・恩地元を、ライバルの行天四郎を渡部さんが演じる。国民航空の労働組合委員長・恩地(上川さん)とその同志の行天(渡部さん)は労働環境の改善を目指して経営陣と対立するが、恩地は海外のへき地に左遷されてしまい、行天は幹部に取り入り出世していく。恩地は、やがて大型旅客機の墜落事故を引き起こした国民航空の中で、新会長から組織にはびこる不正を調査する役割を与えられ奔走するが、そこに常務にまで上り詰めた行天が立ちはだかり……というストーリー。脚本はNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の前川洋一さん、監督は「連続ドラマW 下町ロケット」などの水谷俊之さんと鈴木浩介さん。WOWOWの開局25周年記念として全20話で放送される。

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