テレビアニメの再放送や、新作マンガの発表で話題の「カードキャプター(CC)さくら」の新作玩具がタカラトミーから9月に発売されることが分かった。連載開始20周年を記念したプロジェクトの一環で、24日、東京都内で行われたタカラトミーの関係者向けの商談会で「封印の杖(つえ)&クロウカード」(8500円、税抜き・以下同)などがお披露目された。同作の玩具はアニメが放送された1990年代にバンダイなどから発売されていたが、タカラトミーから発売されるのは初めて。担当者によると、メインターゲットは20代後半~30代前半の“CCさくら世代”の女性で「マンガが連載されたり、アニメが放送された当時のことを思い出してて楽しんでいただきたい」といい、リバイバルブームを狙っているようだ。
ウナギノボリ
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「封印の杖&クロウカード」は、封印の杖を振ると、主人公・木之本桜役の決めぜりふ「汝のあるべき姿に戻れ! クロウカード!」が再生されるほか、杖に付属や別売りのクロウカードをかざすと、カードの名前を叫ぶ声が再生される。せりふは桜役の声優の丹下桜さんが新たにとり下ろした。5枚のクロウカードが付属。カードは、非接触で情報を読み書きできるRFIDチップを搭載し、封印の杖にかざすことで、杖が音声を再生する仕組みとなっている。
ほかにも、クロウカードを収納でき、ケルベロスの声でカードを解説する「クロウカードブック」(6500円)やクロウカードに関する知識をしゃべるぬいぐるみ「おしゃべりケロちゃん」(5000円)などをラインアップ。クロウカード各26枚がセットとなった「クロウカードコレクション」もライト、ダーク(各6000円)の2種類が発売される。
「CCさくら」はマンガ創作集団「CLAMP(クランプ)」の人気マンガで、1996~2000年に少女マンガ誌「なかよし」(講談社)で連載。小学4年の木之本桜が、災いをもたらすというクロウカードを回収するために魔法を使って、カード集めに奮闘する……というストーリー。1998年にNHKでテレビアニメが放送された。今年、連載開始20周年を記念した新作が「なかよし」に掲載されることや4月からNHK・BSプレミアムでアニメが再放送されることも話題になっている。
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