元男闘呼組で俳優の岡本健一さんが、堺雅人さん主演のNHK大河ドラマ「真田丸」に出演することが8日、明らかになった。岡本さんが大河ドラマに出演するのは、「独眼竜正宗」(1987年放送)、「秀吉」(96年放送)に続いて3度目で、約20年ぶり。大坂の陣で活躍した“大坂五人衆”の一人の毛利勝永を演じる。
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毛利勝永は、豊臣家のために大坂の陣に参戦した勇猛果敢な武将。“大坂五人衆”の一角で、真田信繁(堺さん)とともに最終決戦・天王寺の戦いに挑む。岡本さんは「『真田丸』第1話から登場人物たちの人間性、喜怒哀楽、すさまじく展開していく物語に、毎回引き込まれ、心を打たれています。家族を守る女、戦う男、市井(しせい)の人々。彼らが命懸けで戦い、守って、命を犠牲にしていたから、今の私たちは、この今の日本で平和に生きているのかもしれません。私の演じる毛利勝永、信ずるものを信じ、全身全霊で『真田丸』に挑んでいきます!」と意気込みを語っている。
番組を手がける制作統括の屋敷陽太郎チーフプロデューサーは、岡本さんの起用理由を「毛利勝永は、大坂の陣に向かった際の妻との別れの逸話でも知られるように、特に豊臣家への忠誠心に厚い武将であったと伝わります。そして、信繁に勝るとも劣らぬ武勇で大活躍しました。大坂の大地を吹き抜けた爽やかな風のような毛利勝永を演じていただくのは、岡本健一さんしか考えられないと思いました!」と説明している。
「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけ、大泉洋さんや草刈正雄さん、長澤まさみさんらが出演している。放送はNHK総合で毎週日曜午後8時ほか。
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