竹中直人:劇場版ワンピースで2役に挑戦 「胸が踊った」

「ONE PIECE FILM GOLD」で声優を務める竹中直人さん(右)と、演じるキャラクターのダブルダウン(左)とホワイトジャック(中央) (C)尾田栄一郎/2016「ワンピース」製作委員会
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「ONE PIECE FILM GOLD」で声優を務める竹中直人さん(右)と、演じるキャラクターのダブルダウン(左)とホワイトジャック(中央) (C)尾田栄一郎/2016「ワンピース」製作委員会

 人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の劇場版アニメ第13作「ONE PIECE FILM GOLD」(7月23日公開)に、俳優の竹中直人さんが出演し、2役を演じることが29日、分かった。竹中さんは、2009年に公開された劇場版アニメ「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」で“金獅子のシキ”を演じて以来、7年ぶりの出演となる。竹中さんは「尾田(栄一郎)先生の作品に参加できるんだって!って。もう胸が躍りましたね」と喜びを語っている。また、お笑いコンビ「さまぁ~ず」の三村マサカズさんも出演する。

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 映画は、政府公認の独立国家、グラン・テゾーロを舞台に、ルフィたちの前に現れた支配者の黄金帝ギルド・テゾーロの野望が動き出し、新世界の勢力図が塗り替えられようとする……というストーリー。竹中さんは、テゾーロに家族を殺され、奴隷となっている元軍人のダブルダウンと、グラン・テゾーロ内にあるカジノアトラクション「HOT SHELL」に参加するやぶ医者のホワイトジャックを演じる。

 既にアフレコを終えたという竹中さんは「あっという間に収録が終わってしまった。あともう3役くらいやらせてほしかった。すぐにアフレコが終わってしまって本当に寂しい」といい、「(シキの声で)このワンピース、今までにないワンピースに仕上がっておるぞ! ジハハハハ!」とメッセージを寄せている。

 三村さんはテゾーロからの天上金を受け取りにくる「天竜人」のカマエル聖を演じる。家族でワンピースを楽しんでいるという三村さんは同アニメシリーズの声優に挑戦するのは初めてで、「ワンピースに迷惑はかけられないな!とも思いましたが、魂を込めてやらせてもらいました」と振り返り、「本来は台本をすべて読んだほうがよいと思うんですが、ワンピースには熱い思いがあり過ぎて、自分の出番以外何にも見てないです(笑い)」と、コメントしている。

 ワンピースは、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年ルフィが、海賊王を目指して仲間とともに大海原を冒険する姿を描いたマンガ。1997年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、99年からテレビアニメが放送されており、コミックスの累計発行部数は3億2000万部以上を誇っている。

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