女優の大竹しのぶさんが5日、大阪市内で行われた主演映画「後妻業の女」(鶴橋康夫監督)の完成披露イベントに登場。同イベントには共演の豊川悦司さん、笑福亭鶴瓶さん、鶴橋監督、原作者の黒川博行さんも出席し「なにわクルーズ会見」と題して道頓堀川を舟で航行しながら行われた。大竹さんらは航行中にオーバーなリアクションを見せるなどして盛り上がり、また道頓堀橋近辺では沿道に集まった大勢の人から、声援を浴びたという。
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大竹さんは「このような会見は初めてでとてもうれしい」と喜び、鶴瓶さんが、劇中に登場する大竹さんとのベッドシーンについて「ベッドシーンがあると聞き、(脚本も)読まずに出演をOKしました。大竹さんと濃厚な『からみ』があります」と触れると、大竹さんは「自然と拒否が出てしまいました」とコメント。さらに鶴瓶さんが「大竹さんは関西弁が非常にうまく、違和感がなかったですけど、関西の人と付き合ったことがあるんじゃないですか」とちゃかすと、大竹さんは「記憶にありません(笑い)」と話した。
映画は、黒川さんの小説「後妻業」(文春文庫)が原作。金持ちの男の後妻に入り財産を奪う“後妻業”をテーマに、金持ち男をだまそうとする小夜子(大竹さん)の姿を描く。鶴瓶さんは小夜子がターゲットにする不動産王の舟山、豊川さんは、小夜子とともに老人をだます結婚相談所所長の柏木を演じている。映画は8月27日公開。
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