24時間テレビ:林家たい平チャリティーマラソンがスタート こん平師匠サプライズ登場に涙

「24時間テレビ39 愛は地球を救う」でチャリティーマラソンのランナーを務める林家たい平さん
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「24時間テレビ39 愛は地球を救う」でチャリティーマラソンのランナーを務める林家たい平さん

 落語家の林家たい平さん(51)がランナーを務める「24時間テレビ39 愛は地球を救う」(日本テレビ系)の企画「チャリティーマラソン」が27日、東京近郊でスタートした。たい平さんは日本武道館(東京都千代田区)に向かって100.5キロ走破を目指す。

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 100.5キロは、同局の長寿演芸番組「笑点」の司会を5月に勇退した桂歌丸さんの本名の椎名巌(しいな・いわお)にかけた「いわおゴー」にちなんでおり、笑点の放送開始50周年を「いわおう」という語呂合わせにもなっている。

 27日、ゴールとなる武道館の客席に歌丸さんが座り、「24時間テレビ」の開幕を宣言。スタート地点には「笑点」出演メンバーも応援に駆けつけた。たい平さんは「歌丸師匠が武道館で待っていてくれて、すごく励みになります」と元気づけられたようで、天候については「雨の中、練習を積んできたので大丈夫だと思います」と明かすと、自身の鍛え上げられたふくらはぎを見せ、「もう落語家の足じゃないでしょ」とおどける余裕を見せた。

 スターターは闘病中の師匠・林家こん平さんが務め、歩く姿を目にすると、すでにたい平さんは涙目。「がんばれ、たい平。おれもまけない」とタオルに書かれた直筆のメッセージを贈られると、「師匠からたくさんの元気と勇気をもらいました」といい、「日本中に元気と勇気を与えるため、走り抜きます」と力を込めた。こん平さんが「1、2、3、4、ちゃらーん」とスタートを宣言。たい平さんは手を振りながら午後7時4分に元気にスタートした。

 「24時間テレビ39 愛は地球を救う」は「愛~これが私の生きる道~」がテーマで、人気グループ「NEWS」がメインパーソナリティーを担当。これまでの主なマラソンランナーには、タレントのはるな愛さん(2010年)、フリーアナウンサーの徳光和夫さん(11年)、元プロレスラーの佐々木健介さん・北斗晶さん一家4人(12年)、お笑いトリオ「森三中」の大島美幸さん(13年)、人気グループ「TOKIO」の城島茂さん(14年)らで、昨年は歌手のDAIGOさんが務めた。

 今年の番組は27~28日で、チャリティーマラソンのほか、「全国高等学校合唱選手権」「よさこい大パフォーマンス」などの企画、スペシャルドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」を放送する。総合司会をフリーアナウンサーの羽鳥慎一さんと同局の水卜麻美アナウンサーが務め、チャリティーパーソナリティーとして女優の波瑠さん、番組パーソナリティーとしてお笑いコンビ「オリエンタルラジオ」、スペシャルサポーターとしてお笑い芸人の今田耕司さん、24時間テレビサポーターとして徳光さんが出演。

 直前には番組パーソナリティーを務める予定だった俳優の高畑裕太容疑者が強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕されるトラブルもあったが、NEWSの小山慶一郎さんはオープニングで「ここまでいろいろなことがありましたが、一丸となってこの日を迎えることができました。僕らNEWSも一生懸命ゴールに向かって走っていくので、どうぞよろしくお願いします」と決意をにじませた。

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