早見沙織:「聲の形」はヒロインの“ドヤ顔”に「注目して」

劇場版アニメ「聲の形」初日舞台あいさつに登場した声優の早見沙織さん
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劇場版アニメ「聲の形」初日舞台あいさつに登場した声優の早見沙織さん

 声優の早見沙織さんが17日、東京都内で行われた劇場版アニメ「聲の形(こえのかたち)」(山田尚子監督)初日舞台あいさつに登場。聴覚障害を持つヒロイン・西宮硝子を演じた早見さんは「一人の人間として、もがいて、立ち向かって生きている女性を演じようって。そこから西宮硝子って女の子の一生がスタートした。いろいろセンセーショナルな部分もたくさん出てきますけれども、心と心のぶつかり合い、人間としてのさらけ出し合いみたいなものも描かれている」と作品への思いを語った。

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 また早見さんは「今回、私自身はアドリブをあまり入れてないんですけど、画の部分で硝子が細かいところで表情を変えていたりとか、ドヤ顔していたりとか、ちょっと可愛らしい部分が描かれているので、そういったところも注目してもらえれば」とアピールした。

 「聲の形」は、聴覚障害を持つ少女・西宮硝子と、彼女へのいじめに加担していた過去を持つ少年・石田将也の孤独や絶望、愛などを描いた大今良時さんのマンガが原作。「別冊少年マガジン」(講談社)2011年2月号と「週刊少年マガジン」(同)13年12号に読み切りが掲載され、読者の反響や監修の全日本ろうあ連盟の後押しもあり、「週刊少年マガジン」(同)で13年8月~14年11月に連載された。アニメは「けいおん!」などの京都アニメーションが製作。

 舞台あいさつには石田将也役の入野自由さん、植野直花役の 金子有希さん、佐原みよこ役の石川由依さん、川井みき役の潘めぐみさん、真柴智役の豊永利行さん、将也の小学生時代の声を務めた女優の松岡茉優さんも登場した。

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