セント・フォース:3人の“女子アナの卵”決定 流通科学大でオーディション

セント・フォース関西の女子アナの座を勝ち取った若林有子さん(大学2年)
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セント・フォース関西の女子アナの座を勝ち取った若林有子さん(大学2年)

 流通科学大(神戸市西区)の学園祭「りゅうか祭」で23日、皆藤愛子さんらフリーの女子アナウンサーが所属する芸能事務所「セント・フォース」が関西の拠点として設立した「セント・フォース関西」と同大学が提携した「第1回夢の種オーディション」最終選考があり、若林有子さん(大学2年)▽東瑠伽さん(大学1年)▽東垣杏奈さん(大学3年)の3人が事務所への所属を勝ち取った。

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 オーディションは、関西在住の17歳から24歳の高校・大学生を対象に企画され、最終選考は、1次審査を通過したファイナリストと、同大学の代表“りゅうか女子”の中村美潮さんが加わり、10人で行われた。選考では、早口言葉や関西弁のセリフコメントが含まれた原稿を、事前の下読みなしで読み上げるニュース原稿読みや、実際にゲストのアーティストを事前に渡されたプロフィルを見ての曲紹介、学園祭で出店している屋台から取り寄せた食材を使ったグルメリポートなどが行われた。

 審査には、「ダウンタウンDX」の元チーフプロデューサーで読売テレビ編成企画部長の西田二郎さんやアニメ「名探偵コナン」の諏訪道彦・読売テレビアニメーション部エグゼクティブプロデューサー、「あさイチ」などを手がけた海保香織・NHK経営企画局副部長、AKB48と江崎グリコ「パピコ」のコラボ企画「大人AKB48」を手がけた中尾孝年・電通クリエーティブディレクター、「関西ウォーカー」などの玉木泰紀・KADOKAWAウォーカー総編集長が参加。元読売テレビアナウンサーでセント・フォース所属の川田裕美アナ、セント・フォース関西所属の伊東紗冶子アナらが司会を務めた。

 講評で、若林さんは「新しい可愛さ、キュートさ」、東さんは「グルメレポートのときのぶっちぎりのアドリブ力」、東垣さんは「言葉に出さない行間や目線などを使った表現ができていて、高い知性と幅広い表現方法」がそれぞれ評価された。若林さんは「この人だから説得力がある、この人が好きだから、面白いから見ようというような、自分を介して情報を伝えることで、人の心を響かせられる伝え手になりたい」、東さんは「まだ19歳で伸びしろはたっぷり。今がスタート地点。今日、私を選んでくださった審査員に“俺がこの子を見初めたんだよ”と将来いわれるように頑張りたい」、東垣さんは「自分の笑顔で誰かを元気にしたり、一日頑張ろうと思えるパワーを与えられるアナウンサーになりたいです。」と抱負を語った。

 “先輩”の川田アナは「オーデションに参加してくれた皆さんは、とても素直で真っ直ぐな気持ちを表現できる方ばかりでした。その気持ちはテレビの向こう側にも必ず伝わります。このオーデションを通して幅広く活躍される事を願っています」とエールを送った。

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