小・中学校リズムダンスふれあいコンクール:「恋ダンス」に「PPAP」も? 中学生600人がダンスで熱戦

「第4回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」中学生関東大会の様子=TBS提供
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「第4回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」中学生関東大会の様子=TBS提供

 今年で4回目を迎えるリズムダンスコンクール「全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」の中学生関東大会が4日、東京都内で開催され、規定曲部門・自由曲部門合わせて全30チーム・600人の生徒が参加。 新垣結衣さんの主演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」(TBS系)で話題の「恋ダンス」やピコ太郎さんの大ヒット曲「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」の振り付けを取り入れたチームも登場し、会場を大いに盛り上げた。

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 「全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」は、リズムダンスを通じた小・中学生の豊かな人間性の育成や体力の向上を目的に、2013年にスタート。体育の授業の延長線上を目指す大会のため小・中学校の学級単位でのエントリーが特徴で、生徒たちが自ら振り付けを考え規定曲に合わせて踊る規定曲部門と、選曲も振り付けも生徒自ら考える自由曲部門があり、この日は規定曲部門25チーム、自由曲部門5チームの全30チームが参加。26、27日に赤坂BLITZ(東京都港区)で行われる全国大会に進出する9チームが決定した。また、お笑い芸人のゆりやんレトリィバァさんもゲストパフォーマンスを披露した。

 大ヒットドラマ「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット」のプロデューサーとして知られ、大会実行委員の参事を務めているTBSの伊與田英徳(いよだ・ひでのり)さんは、2013年放送のドラマ「放課後グルーヴ」に携わったことで「ダンスをすることによって、動きでクラスが一つになるって素晴らしいなと思った」といい、「クラスに溶け込めない生徒も、ダンスをすることによってクラスの一員となって、それでまたクラスが一つになるというか、うまい子だけでなく、クラスの生徒全員でやるというのが、この大会の他とは違うところ」と説明した。

 また、「年々レベルは確実に上がってきている。もちろんうまい、下手のばらつきはありますけど、大会に向けて、クラスが一つになるという力、まとまり具合は明らかに過去とは違う」と話し、「これからの国際化に向けて、日本人も動きで自分の気持ちを表現していくのが必要かなと思っている。まだまだこれからの大会ですが、少しでも多くの学校、クラスが参加してくれたらと思います。体を動かすことは気持ちいいですし、動いてみる勇気を1回持って、扉を一つ開くと、世界が変わって広がるかもしれないので」と呼びかけていた。

 「第4回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」の模様は、TBSで2017年1月2日午前6時から放送される。

 ◇中学生関東大会から全国大会に進出するチーム

私立穎明館中学校「Myurin’s2」▽市原市立五井中学校「You My Boo」▽志木市立宗岡第二中学校「rainbow factory」▽飯能市立飯能西中学校「飯能西中スマイルガールズ」▽佐野市立田沼西中学校「チーム☆スマイリーズ」▽高萩市立高萩中学校「めだまやきがーるず」(以上・規定曲部門)▽高崎市立第一中学校「松本敦嗣の会」▽佐野市立田沼西中学校「騒乱竜舞」▽佐野市立田沼西中学校「Shining☆Stars」(以上・自由曲部門)

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