名探偵コナン
R162「風の女神・萩原千速(前編)(デジタルリマスター)」
2月7日(土)放送分
「東のエデン」「攻殻機動隊S.A.C.」などで知られる神山健治監督が手がける劇場版アニメ「ひるね姫~知らないワタシの物語~」(2017年3月18日公開)。同作を製作するアニメ制作会社「シグナル・エムディ」は“新手法”でアニメを製作中だ。東京都内の同社のスタジオには約70台にもおよぶペンタブレットが並ぶ。アニメのスタジオというと原画など大量の紙があるものだが、シグナル・エムディは作業をほぼデジタル化している。シグナル・エムディの関係者によると「100%近くタブレットで作業している日本のアニメ制作会社では極めて異例」だという。神山監督に“異例”の製作現場の裏側を聞いた。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
シグナル・エムディでは、動画、背景など各担当がタブレットに向かい作業している。神山監督は「本当の意味でデジタル化をしていこうとした。ずっとやりたかった」と話す。日本のアニメは紙に絵を描いて制作する伝統があり、一部はデジタル化されているものの、制作環境をほぼデジタル化しているアニメ制作会社はフル3DCGの制作会社を除くと珍しいという。神山監督は「日本のアニメの作画システムは強固なインフラで、なかなか変えにくい。演出もデジタル化したかった。今回は100%ではないが、ほぼ実現できた」と語る。
“演出のデジタル化”とは、「今まで演出する側はデジタルの恩恵がなかった。アニメはタイムシートという紙で動きをコントロールするけど、勘でやって動きを確認しているところもある。そこだけがずっとアナログだった。デジタルにすることで、各工程で上がってくるものをすぐに動画でチェックできる。イメージがしやすくなった」のだという。
例えば、タブレットで絵を描き、あらかじめ録音された声優の演技を聞きながら、動きを確認できる。スタッフの中には「タブレットに慣れるまで1カ月くらいかかりましたが、やり方さえ覚えてしまえば効率がアップした。これまで一日20枚くらいしか描けなかったけど、このやり方だと40枚くらいできることもある」という声もあった。
背景を手がけるスタッフは「これまで手描きで描いたものを修正するには、描き直さないといけなかった。デジタル化によって色のニュアンスが少し違う時に簡単に変えることができる」と語る。作業が効率化されたようだが、神山監督は「大変だったのは、何回でもトライ&エラーできるので、いろいろなことを試してしまう。結果的に時間の短縮にはなっていないのかもしれない。また、クリックするだけで、いろいろなことができるので、ゲームを長時間できるような感覚で、長く作業できてしまう。危ないですよね(笑い)」とも話す。
何度もトライ&エラーを繰り返すことで、監督がイメージする作品に近づけるわけでだが、神山監督は「僕の表現のためだけにデジタル化したわけではない」とも語る。「映画は一人で作るわけではない。スタッフのことを考えて、デジタル化した方がみんなハッピーだと考えました。アニメ制作の労働環境が問題になる中で、デジタル化で状況がよくなればと考えた。スタッフに還元したいんです」という思いがあったようだ。
スタッフには「もともと絵がすごくうまい人の方が苦戦しているかもしれません。定規を使わずに直線が描けるのに、定規ツールを使う意味が分からない!となったり(笑い)。ただ、かたくなにやらない人はいませんでした」と受け入れられているという。
さらにデジタル化の恩恵を「即効性はないかもしれませんが、アニメ制作は5、10年と技術を習得するのに時間がかかるところが、少しでも早くなるかもしれません。また、どのスタジオでも作り方は一緒でしたが、これからはスタジオごとに変わっていくことも考えられる。デジタル化によってまったく予期せぬ才能が出るかもしれませんしね」と期待しているようだ。
「ひるね姫」は、2020年の岡山県倉敷市を舞台に、父親と暮らす女子高生・森川ココネの家族の絆などが描かれる。ココネの父・モモタローが逮捕されてしまい、居眠りばかりしてしまうココネの不思議な夢が、その謎を解くカギとなる。「猫の恩返し」の森川聡子さんがキャラクター原案、「ベイマックス」のコヤマシゲトさんがロボットに変形するサイドカー・ハーツのデザイン原案を担当。女優の高畑充希さんがココネを演じるほか、俳優の江口洋介さん、満島真之介さん、古田新太さん、高橋英樹さん、前野朋哉さんが声優として出演する。
永野護さんの人気マンガ「ファイブスター物語」(KADOKAWA)のコミックス最新19巻が5月9日に発売される。約1年2カ月ぶりの新刊となり、フィルモア帝国を舞台とした「エンペラー…
声優雑誌「声優グランプリ」(イマジカインフォス)3月号が2月10日に発売された。付録は、同誌の名物付録「声優名鑑」の最新版「声優名鑑2026 女性編」で、過去最多となる1135人…
「マンガ大賞2022」で大賞に選ばれたことも話題のうめざわしゅんさんのマンガが原作のテレビアニメ「ダーウィン事変」が、2月10日放送の第6話から「レッド・ピル銃撃事件編」に突入す…
「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「葬送のフリーレン」の第33話「北部高原の物流」のカットが公開された。ドワーフのファスなどフリーレンの長い人生に…
人気ゲームが原作のテレビアニメ「NEEDY GIRL OVERDOSE(ニディガ)」で、永瀬アンナさんが新キャラクターのかちぇを演じることが分かった。かちぇは、専門学校の学生で、…