おんな城主 直虎:ゆかりの地・浜松にドラマ館オープン 子役・新井美羽と三浦春馬がPR

「おんな城主 直虎大河ドラマ館」のオープニングセレモニーに登場した新井美羽ちゃん(左)と三浦春馬さん (C)NHK
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「おんな城主 直虎大河ドラマ館」のオープニングセレモニーに登場した新井美羽ちゃん(左)と三浦春馬さん (C)NHK

 女優の柴咲コウさんが主演を務めるNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」のセットなどを展示するドラマ館が、主人公・井伊直虎のゆかりの地・浜松市に15日、オープンした。オープニングセレモニーには、おとわ(のちの直虎)役の子役・新井美羽ちゃんと井伊直親役の三浦春馬さんも駆けつけ、記念のテープカットも行われた。

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 美羽ちゃんは「大河ドラマ館オープンということで、東京から馬、じゃなくて新幹線で駆けつけてきました」とおどけ、「浜松でうなぎや金目鯛などおいしいものを食べられてとても幸せでした。浜松にはこんなにもおいしいものがいっぱいあるから心も体も強かったんだなと思うくらいおいしかったです」と“里帰り”を満喫した様子だった。

 一方、三浦さんは「おとわと、亀(亀之丞・のちの直親)、鶴(鶴丸・のちの小野政次)と井伊家の家族の関係性が目まぐるしく変わっていきますが、昔も今も変わっていない家族を思いやる本当の強さが、形を変えて回を重ねていくごとに見えていくのが今後の見どころの一つになっています」とドラマをアピール。さらに「地元の方の声援がパワーになりました。うれしかったです」と笑顔を見せた。

 「おんな城主 直虎 大河ドラマ館」は、ドラマのセットを展示するほか、メーキング動画を公開。直虎ゆかりの地やロケ地も紹介する。またVRヘッドセットを使い、スタジオセットを3D体験できるコーナーもある。料金は大人600円、小・中学生300円。浜松市みおをつくし文化センターホールで2018年1月14日まで。

 「おんな城主 直虎」は56作目の大河ドラマで、脚本を「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN-仁-」などの森下佳子さんが担当したオリジナル作品。主人公の直虎は、幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母にあたる人物。井伊家当主・直盛の一人娘として生まれるが、幼くして許婚(いいなずけ)と生き別れ、その後、出家。やがて男の名で家督を継ぎ、今川、武田、徳川が領地を狙う中、知恵と勇気を頼りに、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら、生き延びていく……というストーリー。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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