武田鉄矢:浅野忠信と“金八”以来29年ぶり共演

「A LIFE~愛しき人~」に出演する(左から)及川光博さん、武田鉄矢さん、浅野忠信さん=TBS提供
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「A LIFE~愛しき人~」に出演する(左から)及川光博さん、武田鉄矢さん、浅野忠信さん=TBS提供

 俳優の武田鉄矢さんが、木村拓哉さん主演の日曜劇場「A LIFE~愛しき人~」(TBS系、日曜午後9時)にゲスト出演し、浅野忠信さんとドラマ「3年B組金八先生」の第3シリーズ(1988年10月10日~12月26日)以来、約29年ぶりに共演を果たすことが4日、分かった。武田さんは12日放送の第5話に、心臓外科の権威・山本輝彦役で出演。浅野さん演じる壇上記念病院副院長・壇上壮大と、及川光博さん演じる外科部長・羽村圭吾の大学時代の恩師という役どころを務める。

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 武田さんは「浅野くんは“金八”のパート3のときに3年B組にいた子。小さかった印象ですね。彼とお芝居をするのはそれ以来です。及川くんは彼が学生時代にプライベートですれ違ったことがあって、知っていました」と明かし、「お二人とも取り組みが正統派で、少年と青年だった彼らが日本のドラマ界のトップ的な存在なんだな、すごいな、と思って撮影していました」と振り返っている。

 また、ドラマについては「医師たちの持っている人間力が物語に映り込めばいいな、と思っています。このドラマの主人公・沖田先生(木村さん)ほどハンサムなお医者さんは日本中そういないと思うけれど、でも彼のような魂を持った医師は日本にはたくさんいるような気がするんです。それがドラマとしてお茶の間のみなさんに伝わっていけばいいなと願っています」とコメントしている。

 ドラマは、愛や欲望、友情、嫉妬、プライドが渦巻く病院を舞台に「愛しき人の命」「かけがえのない人生」を巡って繰り広げられるヒューマンラブストーリー。医師として駆け出しのころ、病院を追われ、恋人を置いて単身米国に渡った外科医・沖田一光(木村さん)が、10年の時を経て、卓越した腕を持つ職人外科医として日本に戻り、医師として不器用ながら、いちずに患者と向き合う姿を描く。

 武田さんが出演する第5話では、沖田の元恋人で、親友・壇上壮大(浅野さん)の妻・深冬(竹内結子さん)が倒れ、沖田と壮大は深冬の病は手術の方法が見つけられないほどの進行具合であることを知る。一方で、関東医師会の事故調査委員に選ばれた羽村圭吾(及川さん)は、壮大と羽村の大学時代の恩師・山本(武田さん)に医療ミスの疑いが持ち上がっていることを知り、調査することに……というストーリー。

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