増山超能力師事務所:スピンオフドラマが沖縄国際映画祭に 23日に最終回

ドラマ「増山超能力師事務所」最終回=日本テレビ提供
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ドラマ「増山超能力師事務所」最終回=日本テレビ提供

 23日に最終回を迎える連続ドラマ「増山超能力師事務所」(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)のスピンオフ作品が制作され、4月20〜23日に沖縄県で開かれる「島ぜんぶでおーきな祭 第9回 沖縄国際映画祭」に出品することが決まった。

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 ドラマは、「ストロベリーナイト」「武士道シックスティーン」などの誉田哲也さんの小説が原作。超能力者が「超能力師」として認定される世界で、田中さん演じる増山ら超能力師の面々が、さまざまな依頼をその能力を使って解決するという物語だ。脚本は「マルモのおきて」「表参道高校合唱部!」などの櫻井剛さん、「白鳥麗子でございます!」などの久万真路さんらが演出を務める。

 スピンオフでは、二級超能力師の高原篤志(浅香航大さん)が、サイコメトリーが不調にもかかわらず調査を続けたペナルティーとして担当を外され、営業用のビラ配りをすることに。腐る篤志は、姉妹で切り盛りする弁当屋で、無口で人見知りな妹・青葉(三根梓さん)と出会う。だが、青葉は超能力者で、暗い過去のため超能力を呪って生きていた、一方の増山も初老の男・丹下から、誘拐されている息子の捜索を依頼される。そんな折、青葉の姉・渚(ちすん)の夫が殺される。事件は増山が調査する“誘拐事件”と密接に関わっていたことが判明する……という展開。

 久万さんは「超能力者たちは、便利な超能力を備えたことで活躍もしますし、恋もします。しかし、能力を持ってしまったが故に少々生きづらかったりもします。『超能力で人助け』をモットーに、依頼人の悩みを超能力で解決すべく今日も探偵業に奔走します。ぜひお楽しみください」と見どころを語った。

 23日放送の最終回「相棒は謎の男」は、サロン経営者のマダム朝倉(横山めぐみさん)の調査に乗り出した増山超能力師事務所。「理想の自分になれる」とうたいながら、実は超能力を使った詐欺行為だったのだ。そして、増山が以前属していた「高鍋リサーチ」所長の高鍋(鹿賀丈史さん)は増山の妻・文乃(芦名星さん)の秘めた力に興味を示すが、増山はその前に立ちはだかる……というストーリー。

 放送は23日午後11時59分から。出演はほかに浅香航大さん、中村ゆりさん、柄本時生さん、平田敦子さん、ルウトさん、六平直政さん、黒川智花さん、藤原一裕さん(ライセンス)。

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