有村架純:「べっぴんさん」芳根京子からバトン 「最後まで走っていきたい」

バトンタッチセレモニーを行った「べっぴんさん」の芳根京子さん(右)と「ひよっこ」の有村架純さん
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バトンタッチセレモニーを行った「べっぴんさん」の芳根京子さん(右)と「ひよっこ」の有村架純さん

 NHK連続テレビ小説(朝ドラ)の「バトンタッチセレモニー」が23日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、放送中の「べっぴんさん」のヒロイン・坂東すみれ役の芳根京子さんと、4月3日スタートの「ひよっこ」でヒロイン・谷田部みね子を演じる有村架純さんが出席。芳根さんからバトンを受け取った有村さんは「撮影中に芳根さんにお会いしたときは少しお疲れのようで心配していたけれど、無事クランクアップしたというニュースをみて涙が出そうになりました。本当にお疲れさまでした」とねぎらい、「芳根さんが大阪で頑張ってきたことをしっかりと受け継いで、最後まで走っていきたいと思います」と力強く語った。

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 セレモニーでは、花束やドラマにゆかりのある品々の交換も行った。子供服作りにまい進するすみれを演じた芳根さんからは、食材の“別品”として「神戸ビーフ」を、大家族の農家で育ったみね子を演じる有村さんからは、ロケの際に自身の手で刈り取った茨城のお米やドラマの舞台となる茨城県北部の名産品を集めた「茨城自慢の絶品」を互いに贈りあった。

 「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語で、戦後の焼け跡の中、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれている。4月1日に最終回が放送される。
 
 「ひよっこ」は96作目の朝ドラで、「ちゅらさん」などの脚本家・岡田惠和さんのオリジナル。高度経済成長期に集団就職で上京した“金の卵”が、殻を破って成長していく姿を描く。大家族の農家に生まれ、のんびりした少女に育った主人公・谷田部みね子が、出稼ぎで東京に行っていた父が行方不明になったことをきっかけに、集団就職で上京する……というストーリー。

 朝ドラは、NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。

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