藤村忠寿:「水どう」名物D 戦国舞台に座長公演 サンテレビでミニ番組もスタート

座長公演に臨む「藤やん」こと藤村忠寿エグゼクティブディレクター(中央)
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座長公演に臨む「藤やん」こと藤村忠寿エグゼクティブディレクター(中央)

 地方ローカル番組としては異例の大ヒットを記録した「水曜どうでしょう」(水どう)のディレクターで「藤やん」として知られる北海道テレビの藤村忠寿エグゼクティブディレクターが座長を務める「藤村源五郎一座」の最新公演「戦国梟雄烈伝〜信長が恐れた三人の男達〜」が31日〜4月2日、「道頓堀ZAZA House」(大阪市中央区)で開かれる。また1日から、藤村さんと一座が出演するミニ番組「SAMURAI・ゲンゴロウ」(サンテレビ)が放送されることも決まった。

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 一座は、藤村さんが笑いあり涙ありの人情時代劇を作りたいと、時代劇にダンスやお笑いなどさまざまな要素を織り込んだパフォーマンスで人気を集める大阪の「笑撃武踊団」とタッグを組んで2015年に旗揚げした。役名となる「藤村源五郎」は、「水どう」に出演する大泉洋さんが、手足をばたばたさせている藤村さんを見て、「ゲンゴロウ」と呼んだことから名付けたという。「水どう」でコンビを組む「うれしー」こと嬉野雅道ディレクターも講談師として語りを務め、親交がある「ダウンタウンDX」(YTV)の元チーフプロデューサーの西田二郎さんが「Nj」名義で音楽を担当する。

 「戦国梟雄烈伝」は、織田信長でさえも「悪事を平然とやってのける物騒な者ども」と恐れていた美濃の斎藤道三、大和の松永久秀、備中の宇喜多直家の3人の武将が、謀略の限りを尽くして下克上の世をはい上がろうとする生き様を描いている。

 藤村さんは「今はみんな、他人に気を使って、行儀よくしていないとすぐにたたかれる世の中なので、それは息苦しい。そんな現代の我々から見ると、戦国時代の悪人の生き様は、逆に堂々として、すがすがしくさえあるんじゃないか。今回は特に、息苦しさを感じているサラリーマンのおじさんたちに見てもらいたい」とコメントしている。

 また、「SAMURAI・ゲンゴロウ」は藤村さんと一座のメンバーが悪代官と越後屋などにふんしてミュージックビデオを紹介するという内容で、毎週土曜午後10時25分から5分間放送される。

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