ビバリーヒルズ高校白書:12年ぶりに1、2話を放送 「ディラン&キャサリン」が番組を紹介

 92年から放送され人気を博した米ドラマシリーズ「ビバリーヒルズ高校白書」の第1シーズンの第1話「双子の兄妹(きょうだい)は転校生」と第2話「ホロ苦い恋の味」が6月11日深夜0時15分から、NHK総合テレビで特別に再放送される。再放送は97年12月に総合テレビで集中放送されて以来、約12年ぶり。

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 同ドラマは、ロサンゼルスの高級住宅街ビバリーヒルズに住み、「ウエスト・ビバリーヒルズ高校」に通う高校生の華やかな日常や友情、恋愛模様を、ドラッグや両親の離婚など米国の社会問題を交えて描いた。日本では92年から01年まで放送されて「ビバヒル」の愛称で親しまれ、主人公らが大学へ進むと「ビバリーヒルズ青春白書」と邦題を変えて放送された。

 再放送は、4月から同ドラマシリーズの最新作「新ビバリーヒルズ青春白書」が教育テレビで放送開始されたことをきっかけに「『高校白書』をもう一度見たい」という多数の声があり、実現した。第1話と第2話は、双子の兄妹のブレンダとブランドンがミネソタからビバリーヒルズに転校してくる。2人は、新しい学校になじむため、これまでとは全く違った華やかな世界に足を踏み入れるが、そこには思わぬ落とし穴が……というストーリー。番組のプロローグ部分は、お笑い芸人のなだき武さんと友近さんが同ドラマを題材にふんした「ディラン&キャサリン」が担当する。

 「新ビバリーヒルズ青春白書」は、前作から10年後を舞台に、田舎から引っ越してきたアニーと、その弟のディクソンがビバリーヒルズの華やかな高校生活に戸惑う姿を中心に描いている。「高校白書」のケリーが、元恋人・ディランの息子と暮らしながら、ウエスト・ビバリーヒルズ高校のカウンセラーとして勤務しているほか、ブレンダも登場するなど、「高校白書」のファンが楽しめるシーンも多数ある。毎週土曜日午後11時から放送中。(毎日新聞デジタル)

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