竹内結子:初刑事役「毎日スーツで気持ちがピリッと」 フジSPドラマ「ストロベリーナイト」

 女優の竹内結子さん(30)が30日、主演するスペシャルドラマ「ストロベリーナイト」(フジテレビ系)の記者懇親会に出席。共演の武田鉄矢さん(61)、生瀬勝久さん(49)とともに会見した竹内さんは、今回が初めての刑事役で、「毎日スーツで気持ちがピリッとしますね。ここしばらく、のんびりしたキャラクターが多かったので、せりふも専門用語が多くて、まずはハキハキしゃべることから始めました。男性の中で肩ひじ張って生きていく女性の息苦しさとか、突っ張ってる感じをどう出すか意識しています」と役作りについて語った。

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 「ストロベリーナイト」は、映画化もされた小説「武士道シックスティーン」などで知られる誉田哲也さんの同名小説(光文社)が原作。難事件を解決して、ノンキャリアながら異例のスピード出世を遂げた警視庁捜査1課の主任警部補・姫川玲子(竹内さん)が、ある連続殺人事件と、捜査で浮かび上がった「ストロベリーナイト」という言葉に隠された謎の解決に挑む本格サスペンスドラマだ。

 事件の鍵を握る姫川のライバル刑事“ガンテツ”こと勝俣警部補を武田さん、姫川とコンビを組む井岡巡査部長を生瀬さんが演じるほか、姫川を支える部下役で西島秀俊さん、そのほか桐谷健太さん、宇梶剛士さん、林遣都さんが出演。高嶋政宏さん、遠藤憲一さん、渡辺いっけいさん、国仲涼子さん、津川雅彦さん、谷村美月さんら豪華キャストが脇を固める。

 生瀬さんは、初共演という竹内さんについて「きれいですねえ。非常に人間的なキャラクターを演じてらっしゃるんじゃないかな。動きといい表情といい、関西にはいない方なんでね」とデレデレして報道陣を笑わせた。武田さんは「ぼくは姫川が嫌いで嫌いで仕方ない役。とにかく悪い奴は徹底的にたたく。『死ねばいいのに』っていう誰もが心の奥底に隠し持っている部分が、マグマのようにあるんじゃないか」と自身の役柄について語った。

 スペシャルドラマ「ストロベリーナイト」は、フジテレビ系で今秋放送予定。(毎日新聞デジタル)

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