松本潤:月9ドラマ初主演でダメ俳優役 訳あり美女・竹内結子との恋描く

 人気アイドルグループ「嵐」の松本潤さん(26)が、7月放送予定の“月9”ドラマ「夏の恋は虹色に輝く」(フジテレビ系)で主演を務めることが28日、明らかになった。ヒロインは竹内結子さん(30)で、松本さんが竹内さん演じる訳ありの年上美女に恋をするというラブストーリー。月9ドラマの主演、フジテレビ系の連続ドラマの主演はいずれも初めてとなる松本さんは「『月9』に出演させていただくことを、とても光栄に思っています。同時にプレッシャーもありますが、自分にできることを探して頑張りたいと思います」と意気込んでいる。

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 「夏の恋は虹色に輝く」は、2世俳優の楠大雅(松本さん)が、俳優の仕事は全くなくバラエティー番組に出演する日々で、「親の七光り」と言われて父へのコンプレックスに悩んでいた。理屈っぽい性格も災いして、付き合った女性のはしの持ち方までが気になる始末。そんなある日、憂さ晴らしに、友人の同じ2世俳優とスカイダイビングを楽しんでいたが、パラシュートのコントロールが利かなくなり、海の近くの大木に引っかかって、宙づりになってしまう。そこへ美女の詩織(竹内さん)が通りかかる……というストーリー。

 見どころは、「よくしゃべる」という大雅と詩織の掛け合いで、「ツンデレ男子対元気女子」の対決もドラマのポイントになるという。竹内さんは「ごあいさつの際に感じた松本さんの真摯(しんし)な姿勢と頼もしさに私もついて行こうと思いました。初めての共演をとても楽しみにしています」とコメントしている。

 「BOSS」(09年)などを手掛けたフジテレビの三竿玲子プロデューサーは「大雅は、頭でっかちで理屈っぽいところがありますが、本当は小心者。圧倒的なカッコよさと女心をくすぐるかわいらしさをお持ちの松本さんに演じていただけば、視聴者の皆さんが毎週応援したくなる、とても愛すべきキャラクターになると思いました。詩織は、とにかく明るく元気で、大ざっぱなところもありますが、地に足がついている大人の女性。美しさの中にかわいさもあって、女性からの人気も高い竹内さんにお願いしたいと思いました」と起用理由を説明している。

 脚本は、「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー」(09年)などの大森美香さん。演出は「不毛地帯」(09~10年)の澤田鎌作さんと小原一隆さん。(毎日新聞デジタル)

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