借りぐらしのアリエッティ:原作小説「床下の小人たち」が9位 発売13週目で初のTOP10入り

映画「借りぐらしのアリエッティ」の原作「床下の小人たち」の表紙
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映画「借りぐらしのアリエッティ」の原作「床下の小人たち」の表紙

 29日に発表されたオリコン本ランキング(8月2日付)によると、スタジオジブリ2年ぶりの新作劇場版アニメ「借りぐらしのアリエッティ」の原作小説「床下の小人たち」(岩波書店)が、登場13週目で週間2万1000万部を売り上げ、初のトップテン入りを果たした。累計では12万5000部となった。

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 「床下の小人たち」は、英児童文学賞のカーネギー賞を受賞した英女流作家メアリー・ノートンさんが1952年に刊行したファンタジー小説。イギリスの古風な家の床下に住む小人の一家が、暮らしに必要なものを人間から借りて暮らしていたが、ある日その家の男の子に姿を見られてしまう……という物語。映画では舞台を東京の郊外に移し、小人の少女・アリエッティ(声・志田未来さん)と、病気療養中の少年・翔(声・神木隆之介さん)の交流を描いている。

 映画は17日から全国447スクリーンで封切られ、配給元の東宝では「興行収入100億円超えが確実」とみている。(毎日新聞デジタル)

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