松下奈緒:NHK「思い出のメロディー」で司会、ピアノも披露 「ゲゲゲ」生歌に感動

「第42回 思い出のメロディー」の司会を務める松下奈緒さん
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「第42回 思い出のメロディー」の司会を務める松下奈緒さん

 NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」に主演している女優の松下奈緒さんが7日、NHKホール(東京都渋谷区)で収録するNHKの音楽番組「第42回 思い出のメロディー」で、司会に初挑戦する。松下さんは本番前、「歌手の方の素晴らしい歌声を聴かせていただいて感動しています。私も音楽が好きなので、皆さんと共演させていただくことを光栄に思います。最後までがんばります」と意気込みを語った。東京音楽大卒の松下さんは、アーティストとしても活動しており、番組では「見上げてごらん夜の星を」(いずみたく作曲)のピアノ演奏を披露する。

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 今回、俳優の熊倉一雄さんがアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌を披露する。熊倉さんは「歌の専門家の中に芝居屋が入るのは恐れ多い気がして、ドキドキします」と謙遜(けんそん)しており、熊倉さんの歌声を聴いた松下さんは「先日、鬼太郎の歌が完成してみんなで聴くというシーンを撮影したので、今日熊倉さんの歌を聴いて、つながってうれしいです。私の世代の方にも楽しんでほしい」と感激していた。

 69年に放送を開始した「思い出のメロディー」は、一般から受け付けたリクエストを元に、昭和のヒット曲を中心に当時の出来事とともに紹介する公開番組で、毎年8月に放送している。今年は、三宅裕司さんと小田切千アナウンサーが松下さんとともに司会を務め、大阪万博、エベレスト登頂などを振り返る。また、シャンソンの巨匠アダモさんが来日、日本でも大ヒットした「サン・トワ・マミー」「雪が降る」の2曲を披露。アダモさんは「初来日から40年、日本の印象は少しは変わりますが、東京の近代的な建物の冷ややかさと日本の方の温かなおもてなしの心のコントラストが心に残っています」と振り返り、村上春樹さんの小説で日本で人気のあるシャンソン歌手として登場していることを聞かされ、大変喜んでいた。

 今年生誕80年を迎えた作曲家のいずみたくさんの特集やアーティスト活動40年を迎える小椋佳さんの名曲を中村雅俊さんらが歌う。また、歌手の荒木一郎さんが「空に星があるように」を歌う予定だったが、体調不良により出演を見合わせ、代わりに八代亜紀さんが持ち歌2曲を披露する。21日午後19時半から放送。(毎日新聞デジタル)

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