THE　INNOCENT：日米韓のクリエーターによる共作マンガ　コミックブレイドで連載開始

　アヴィ・アラッドさん原案で日米韓のクリエーターが共同制作するマンガ「THE　INNOCENT」が、30日に発売される「月刊コミックブレイド」（マッグガーデン）10月号から新連載をスタートさせた。

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　「THE　INNOCENT」は、一度は無実で死んだ元私立探偵の主人公アッシュが、地上によみがえって「奉仕」する中で、さまざまな葛藤(かっとう)と向き合うダークファンタジー。物語は、神様から「天界の指示に従うのであれば、望みをかなえるチャンスを与える」と告げられたアッシュが、見張り役のアンジェルと共に地上に戻るも、その体はただの「灰」という設定。地上で天界からの使命である「奉仕」をしなければならないのだが、自らを殺して妹も廃人にした憎きフレイムへの復讐(ふくしゅう)の念がよみがえり……というストーリー。

　原案は、映画「スパイダーマン」、「X−MEN」シリーズのプロデューサーで世界的に有名な米国のアヴィ・アラッドさん、脚本は「攻殻機動隊S．A．C」の脚本を手掛けた日本の藤咲淳一さん、作画はテレビアニメ「イノセント・ヴィーナス」のキャラクターデザインを務めた韓国出身の高冶星さんがそれぞれ担当。日、米、韓の3カ国のクリエーターが力を結集し、共同制作でコミックの連載をスタートさせた。

　「月刊コミックブレイド」は、毎月30日発売。初回が掲載された10月号は600円。（毎日新聞デジタル）